皆さんこんにちは!
最近、バッテリーの調子に敏感なドローン操縦士(パイロット)のドロ助です。(笑)
この季節、特に寒い日なんかはバッテリーの減りが早いことありますよね〜。
今回の内容とは別件ですが、そんなバッテリーの扱いなんかもブログにまとめてみたりしているので、よろしければご参考までにみていただければと思います。
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Contents
参考ドローン操縦士直伝!!ドローンの電池(バッテリー・リポバッテリー)の使い方や注意点についてはこの記事を読めばOK!!
どーもどーも 最近は寒い日が続きますね〜 そんな中、ドローンへの愛が強すぎて手を震わせながらもドローン操縦をやめないドローン操縦士のドロ助です(笑) 今回のブログでは、ドローンの命ともいえるバッテリー ...
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さてさて、今回なのですが連続ドローンスクール紹介ということで、DJI CAMP(ディージェーアイキャンプ)についてお話しして行きたいと思います!
このブログを見ればもれなくDJI CAMPについて深く理解ができると思います。
ドローンスクールについて悩んでいる人、DJI CAMPについてもっと知りたい人は参考になると思うのでぜひご覧ください。
早速みていきましょう!
DJI CAMP(ディージェーアイキャンプ)とは?
DJI CAMP(ディージェーアイキャンプ)とは、DJIの日本法人であるDJI JAPAN 株式会社が主催するドローン操縦者向けの民間資格認定プログラムです。
実はこのDJI CAMP(ディージェーアイキャンプ)、その名の通りドローン機体のシェア率世界ナンバーワンのDJIのドローン資格となっています。
具体的には、世界に誇るDJIのドローンの産業パイロット教育機関である UTC(Unmanned Aerial System Training Center)によって販売されているプログラムということなんですね。
このプログラムの評価は、DJIのマルチコプターの正しい知識、正しい操縦方法、そして飛行モラルを習得しているかに項目を設定しています。
これらの項目は全て、ドローンの正しくて安全な操縦に寄与するために設けられているんですね。

DJI CAMP(ディージェーアイキャンプ)の認定講座について
DJI CAMP(ディージェーアイキャンプ)のスペシャリスト認定講座プログラムを無事終えると、認定証がもらえます。
具体的には、2日間の座学講義があり、その後筆記試験、実技試験、受講及び技能テスト合格後、DJI CAMPスペシャリスト認定証が発行されるというわけなんですね。
実はこのコースはあくまでモデルで、実際に受ける場所はこのプログラムを導入しているかどうかで変わります。
そのため、受講費用等は各インストラクター企業によって異なりますのでご注意ください!
また、この講座の受講対象者についてですが、基本的には『10時間以上のフライト経験がある操縦者』というものがあります。
そのほか公式サイトには『DJI製品のユーザーマニュアルを事前に熟読した者』『実際のマルチコプター飛行業務に従事できる者』とあるため、多少の実績と覚悟があれば誰でもエントリーができる様式になっているんですね。
講義で使用する教材について
実は、DJI CAMP(ディージェーアイキャンプ)の座学では、DJI CAMP(ディージェーアイキャンプ)オリジナルのテキストを使うんですね。
そしてこのテキストなのですが、このDJI CAMP(ディージェーアイキャンプ)を導入しているスクールもしくはオンラインショッピングサイトのAmazonでも購入することができます。
いずれにせよ、講義を受ける前に事前準備をする必要があるみたいですね。
私も少し調べたのですが、価格は税込3300円ほど。
Amazonとスクール購入で大きな差はありませんが、中にはスクール入会特典で割引価格で入手できるところもあるかもしれません!

DJI CAMP(ディージェーアイキャンプ)技能認定専用テキスト第5版
お申し込み方法・開催スケジュール
それではここからはより具体的なお申し込み方法について説明させていただきます。
冒頭で述べさせていただきましたが、DJI CAMP(ディージェーアイキャンプ)は導入している企業によって多少の手続きの違いがあるみたいです。
なので、申し込み先を決めるにあたっては、どこDJI CAMP(ディージェーアイキャンプ)インストラクター企業がいつ・どこで開催するのかを知る必要がありますよね。
知りたい方のために、公式サイトで公開されている各インストラクター企業のスケジュール表がありますのでそこからご確認ください。
DJI CAMP(ディージェーアイキャンプ)開催スケジュール
こちらのスケジュールから、『日付、主な開催場所、会場、スペシャリスト/インストラクター認定、パートナー企業』といった項目で企業が羅列されているので、お近くのスクールが、いつ開催されるか分かるようになっています。

スクールによってばらつきがあるとはいえ、おおよその流れは一緒なのであるので説明いたします。
以上の9ステップが、申し込みから認定証獲得までのフローになっています。
先ほども言及した通り、スクールによっては異なる可能性があるので、気になったところは是非お近くのスクールに尋ねてみてください!
受講費用・認定証費用について
受講費用はDJI CAMP(ディージェーアイキャンプ)のインストラクター企業によって様々なのはもう皆さんお分かりだと思います。
しかし。正しいスクールを選ぶにおいて注意すべきポイントは、一概に安ければ良い!というわけではないところです。
資格習得後のアフターケアサポートだったり、各種保証込での価格表示も多いため、総合的な判断が必要となります。
事前に、ドローン資格を取得する目的を明確にした上で、慎重にコースを選ぶようにしましょう!
もしわからないことがあれば、各インストラクター企業に遠慮なく電話してみるといいと思います。
知らないことが明確になるだけでなく、他の方の事例を知ることでより鮮明に目標設定ができるようになるでしょう。
ちなみに、認定証発行のには、一律16,500円(税込み)と定められています。
近日中にこの認定証の価格の比較記事などを書くので、他の協会のものともくらべたいという人は少々お待ちください!

講義内容 〜座学・テスト〜
そんなDJI CAMP(ディージェーアイキャンプ)ですが、講義内容やテストはどうなっているのか?
それを今から説明いたしますね〜。
まず座学ですが、テキストによると座学チャプターは以下のように分けられています。
<座学講義>
第1章 操縦者の行動規範
第2章 安全基準
第3章 禁止事項
第4章 マルチコプターの概論
第5章 電波について
第6章 気象について
第7章 飛行について
第8章 DJI製品について
第9章 法律について
先日のブログの、ドローンに関する法規制でも取り上げたように、国土交通省の規範に沿った内容になっています。
実は、ドローン操縦士というともちろん操縦の技術が大切なんですが、意外と差がつくのはこちらの座学の知識の箇所なんです。
理由は、法規制や各自治体の条例について知識がある操縦士の方が、仕事を受注する前後の処理スピードが上がるためなんですね。

さて続いては認定テストですが、技能も合わせて大きく3つにまとめられます。
<認定テスト>
①飛行計画レポート作成:50点満点
②飛行技能テスト:50点満点
③最終オンラインテスト(選択問題):100点満点
③のオンラインテストは、①と②の試験を合格した人のみ受けられるテストになっています。
そして、肝になるのが②の飛行テストだと思いますが、詳しくは以下のような流れになっているんですね。
<飛行テスト詳細>
1. 機体コンディションチェック : 各種機体状況確認をしているか。
2. 離陸(A) : 周囲の安全を確保し、確認してから離陸している。
3. ホバリング(A)1分間 : 精度±50cm(優)、精度±1 m(良)
4. 右or左のホバリング(A) 1分間 : 精度±50cm(優)、 精度±1 m(良)
5. 対面ホバリング(A) 1分間 : 精度±50cm(優)、 精度±1 m(良)
6. 前進してポールまで飛ぶ(A) : 画面中心なら(優)、画面内にポールなら(良)。
7. 対面で離陸地点に戻ってくる(A) : まっすぐ戻ってこられる(優)。逆舵切ったら(良)。
8. 8の字旋回×2(A) : 正確に進行方向で8の字を描く。(縦横不問)
9. ノーズインサークル×2(A) : 正確に中心を向き円を描く。(左右不問)10. 着陸(A) : 周囲の安全を確保、確認してから着陸している。
※こちらのテスト詳細はSEKIDOさんの例です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、ドローン機体のシェア率世界ナンバーワンのDJIのDJI CAMP(ディージェーアイキャンプ)についてお話しさせていただきました。
様々なスクールがあるので、是非あなたにあったスクールを探してみてくださいね。
万全の準備で資格取得に臨むことが何よりの操縦士の近道だと思いますので、わからないところがあれば、その都度聞いてみましょう!
これからも、スクールや協会などの比較ブログなど様々な内容を執筆予定ですので、そちらもぜひ検討材料にしていただければ幸いです。
それではまた、次の記事でお会いしましょう!