今回は、株式会社HUMMINGBIRD(ハミングバード)が運営する『ドローンスクールお台場』の無料体験講習会について話して行きたいと思っています。
ここでは、その感想やスクールの特徴について、実体験を踏まえつつご紹介いたします。
Contents
会社概要 〜株式会社ハミングバードとは〜
まず、運営元である株式会社HUMMINGBIRD(ハミングバード)について説明したいと思います。
株式会社HUMMINGBIRD(ハミングバード)は、東京の赤坂にあるドローン事業会社です。
ドローン事業が日本で流行り始めた2016年の7月に設立され、ドローン産業を牽引する企業の一つと言っていいでしょう。
事業としては、主にドローンスクール運営を中心とし、そのほかにも以下の4つのドローン事業を展開しています。
- ドローンスクールの運営
- ドローンショップの運営
- ドローンの撮影・編集・点検
- ドローンビジネスの事業支援・コンサルティング
- ドローン事業セミナー
運営スクールはお台場と渋谷にありますが、今回はお台場のスクールに行ってきました。
アクセス
続いて、アクセスについてご紹介いたします。
無料体験講習会は、『ドローンスクールお台場校』にて行われました。
最寄り駅は、りんかい線の『東京テレポート駅』もしくはモノレールゆりかもめの『青海駅』です。
※りんかい線 東京テレポート駅(Google ストリートビューより)
※ゆりかもめ 青海駅(Google ストリートビューより)
ドローンスクールお台場校が『お台場ヴィーナスフォート』という施設内に常設されているため、両駅から出てその方面に向かって歩くと施設に辿り着けました。
さて問題は、ここからなのですが、このお台場ヴィーナスフォートという建物の内部がとても厄介なんです。
スクールはメインゲートを背にして施設内二階の斜め右方向にあります。
少し迷いつつもなんとかたどり着くと、アパレルショップなどに並んでとても綺麗な施設があるのがすぐわかりました。
近くにはお手洗いもあり、施設内ということもあり、かなり綺麗な印象を受けました。
ちなみに、『青海駅』から行く場合、駅直結の二階から行かないと、かなり複雑なルートになってしまうため気をつける必要がありそうでした。
さらに今回私自身は電車で登校しましたが、車でくることも可能でドローンスクール利用者は、駐車場が無料で使用できるとのこと。
無料体験講習会の概要
ここでは、無料体験講習会の概要についてお話しいたします。
『ドローンスクールお台場』では、対面とオンラインの説明会を実施しているようですね。
私は、『説明会+ドローン操縦体験』ができる対面での無料説明会に参加しました。
対面説明会の全体スケジュールは以下の通りです。
1部 説明会(30分~40分)
- ドローンの産業用途における最新事例紹介
- 潜在市場15兆円!ドローン産業の全体像と市場規模
- 国土交通省の飛行申請に関する規則・ライセンス取得
2部ドローン操縦体験(30分~40分)※オンラインでのご参加の場合は、1部のみとなります
- ドローン操縦体験
- 最新型ドローンのデモンストレーション飛行
※ハミングバード公式HPより
無料体験説明会は、スタッフの方がプロジェクターを使用して、映像や資料を中心に紹介してくれました。
まず、産業用ドローン紹介を映像と合わせて視聴し、ドローン事業の経済市場についての説明を受けました。
その後、実際にドローンの魅力あふれる動画やスクールについての説明動画を視聴し、質疑応答タイムになりました。
私が参加した際のスタッフさんは明るい方で、説明もとてもわかりやすかったです。
質問に対しても親切に答えてくれました。
続いてトイレ休憩を挟み、場所を移動した上でドローン操縦体験会に移りました。
同施設内に、室内にもかかわらず、かなり広々としたコートが三面ほどありました。
そして、案内されたあとは早速実機の説明から入りました。
結論、個人的にですがとても長い時間ドローン操縦をさせていただいた感覚があります。
※Mavic 2 Pro
一人につき15分ほど、練習をさせていただき、その後はDJI(ディージェーアイ)製品のMAVIC 2PROについても操作しながら紹介していただきました。(※こちらは見学のみでした)
MAVIC 2PROのカメラ説明やセンサーの説明など、かなり詳細な説明を受けることができたのは驚きましたね。
最後に、アンケートを記入、入会に必要な資料を受け取り全ての体験会のプログラムが終了しました。
「ドローンスクールお台場」のメリット・デメリット
続いて、『ドローンスクールお台場』のメリット・デメリットついて紹介します。
スクールの内容や、スタッフさんの雰囲気、所属しているドローン協会についてあらゆる観点から述べたいと思います。
メリット
まず、何より無料体験講習会自体のクオリティが非常に高いです。
ドローンについて詳しい人でも、初心者の人でも実際にたっぷりと操縦しながら検討することで、ドローン操縦免許だけでなく操縦の魅力を知れる良い機会だと感じました。
そして、スタッフの雰囲気が良いというのもメリットと言えそうです。
気軽に質問ができただけなく、ドローン操縦中には丁寧な指導をしてくれました。
また、体験講習を指導してくれるスタッフだけでなく、すれ違ったそのほかのスタッフの方も、明るく挨拶をしていただけたことが好印象でした。
そして、体験講習会を毎日開催しているというのも良い点でしょう。
仕事で忙しい方でも、自分のタイミングで通えるのはどの年齢層にもメリットと言えます。
施設内が少し複雑ですが、立地も良いです。
最寄駅から3分で、東京からでも千葉からでも通える位置にあります。
そして、車で通いたい場合は施設の駐車場が無料で利用できますし、講義受講後に施設内で食事やショッピングを楽しむことも可能です。
スクールの講義内容としては、実践に重点をおくDPA(ディーパ)のカリキュラムを導入している点が個人的に良い点だと考えています。
よく比較されるJUIDA(ジュイダ)という教会がありますが、実はJUIDAは座学や知識ベースの団体です。
またJUIDA(ジュイダ)認定スクールは、スクールによってカリキュラムがバラバラな点がありますが、DPA(ディーパ)はカリキュラムも価格も一律です。
何より、操縦申請にあたり必要な技術を網羅し、且つそれを実践で学習できるDPA(ディーパ)のスクールであることはメリットと言えます。
その他のメリットとしては、学生であれば6万円ほどの学割があること、3日間の短期集中コースと5日間の早上がりコースがあるなど、自分にあったコース選びができること、卒業後にはコートでの練習が何回か無料で使用できることが挙げられます。
デメリット
サテライト校として渋谷校がありますが金曜のみと限定的なのでほとんどサテライト校を使用するタイミングはなさそうだなと感じました。
また、施設としての立地や駅から近いという意味では素晴らしいですが、『お台場』という場所自体に多少通いづらさがあるのかなとも思いました。
そして、これは人気があるが故ではありますが、コースの予約が取りづらいというのも挙げさせていただきたいです。
最後に、体験会に関してですが、説明に使用されている動画や口頭による説明自体は良かったのですが、資料の文字が小さく読みづらいというのはありました。
メリット・デメリットまとめ
まとめると以下のようになります。
全体的なところ感としては、概ね素晴らしいスクールと言えそうです。
メリット | デメリット | |
1 | 無料体験講座の満足度高め | 渋谷のサテライト校は金曜日のみ(道場を借用しているため) |
2 | スタッフの雰囲気◎ | お台場まで通いづらい |
3 | 毎日開催の体験会 | コースの予約が取りづらい(人気のため) |
4 | 充実した施設内(駐車場無料・ショッピングもできる) | 資料が一部見づらい |
5 | DPA(ディーパ)のカリキュラムで実践重視 | |
6 | 充実したコース(学割もあり) | |
7 | 卒業後施設での練習無料(※回数制限あり) |
コース紹介
最後に、コース紹介をします。
ドローンスクールお台場には、基本コースとオプションコースの大きく二つのコースがあります。
初心者の方から、資格を習得し終わった人まで、あらゆるコースを受講することができるんですね。
基本コース
回転翼三級コース【25万円・3日間】:受講者の90%が選択するコースで、3日間で『回転翼三級』の資格取得を目指します。
ビギナーコース【15万円・2日間】:趣味でドローンを操縦させたい人向けのコースで、資格取得はありません。
オプションコース
外壁調査コース【15万円・2日間】:建物点検業務(主に外壁)を実施するために必要な技術習得を目指すコースです。
屋根点検コース【12万円・2日間】:建物点検業務(主に屋根)を実施するために必要な技術習得を目指すコースです。
空撮コース【12万円・2日間】:空撮業務を実施するための技術を習得するコースです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、『ドローンスクールお台場』の無料体験講習会についてお話ししました。
実際に行ってみないとわからないスタッフさんの雰囲気や、立地、通いやすさなど皆様の参考に慣れば幸いです。
迷っている方は、ぜひいろいろなドローンスクールの体験会に行ってみてはいかがでしょうか。
それではまた次の記事でお会いしましょう。