今回は、ドローン事業会社の『HUMMINGBIRD(ハミングバード)』さんについてお話します。
DPA(ディーパ)公認のドローンスクール運営を中心に、様々なドローン事業を展開しているので、その概要からスクール詳細、他事業について順にみていきましょう。
Contents
HUMMINGBIRDの概要
『HUMMINGBIRD(ハミングバード)』は、ドローン事業会社です。
主に、ドローンスクール運営を中心としてドローンに関係する様々な事業を展開しています。
本社は東京赤坂に位置しており、運営スクールはお台場と渋谷にあるようですね。
スクール運営を含めて、主に展開している事業は5つあります。
- ドローンスクールの運営
- ドローンショップの運営
- ドローンの撮影・編集・点検
- ドローンビジネスの事業支援・コンサルティング
- ドローン事業セミナー
5つの説明については、以降の項目で紹介いたします。
スクール運営事業
まず初めに、主要事業となるドローンスクール運営についてです。
『HUMMINGBIRD(ハミングバード)』では「ドローンスクールお台場」というスクール運営をしています。
前項で少し触れた通り全2校の運営をしていて、本拠地お台場を含め、渋谷に分校があるようですね。
カリキュラムと認定資格はDPA(ディーパ)のものを使用しているようです。
実は、よく比較されるJUIDA(ジュイダ)との大きな違いは、航空法条例12個をすべて満たしているか否かにあります。
DPA(ディーパ)が全て満たしているのに対し、JUIDA(ジュイダ)は9個のみなので、確実にDPA(ディーパ)の方が良いでしょう。
このドローンスクールお台場は、『①マンツーマン、②実践講義、③アフターサポートの手厚さ』のそれぞれを、ある程度満たしている点で良いスクールでしょう。
①と②から、自分のペースで実践で学べる環境と言えます。
『ドローンスクールお台場』では講師1人につき生徒が2名という超少人数クラスでのカリキュラムです。
なので、比較的質問がしやすい環境で、自分のペースにあった学習ができると思います。
そして③の卒業後サポートが充実している点も魅力と言えます。
例えば、卒業のコートの貸し出しを行っています。
さらには、おすすめドローンを紹介してくれたり、お仕事紹介があるという点で、手厚いサポートだと言えます。
受講費用としての価格は25万円です。
初心者のかたの場合、初心者コースというものあり、そちらのコースだと約40万円になります。
ショップ運営事業
HUMMINGBIRD(ハミングバード)のドローンショップは『体験型ドローンショップ』というコンセプトを置いています。
普通のドローンショップのように機体が購入できるだけでなく、購入前に実際にシミュレーションさせてくれるシステムがあるようですね。
扱うドローンも豊富で、『ホビー用、産業用』に別れています。
共に有名なDJI(ディージェーアイ)の製品をはじめ、初心者の方やお子さんでも操縦が簡単なトイドローンを多数扱っているようです。
また、ドローン専門家がサポートしてくれるのも魅力の1つなんですね。
どの機体を選んだらよいのか分からない時や、実際にドローンのセットアップの際にも専門知識があるスタッフに相談でき、時には支援してくれるのは安心できると言えます。
さらには、子供たちのためのプログラミング教室も開講しているようです。
ブロックプログラミングという初心者でも分かりやすいもので、シミュレーションと合わせて能動的にドローンを楽しむことができますね。
撮影・編集・点検 事業
次に、撮影・編集・点検事業についてです。
撮影・編集
HUMMINGBIRD(ハミングバード)では、空撮サービスを提供しています。
インフラ設備の点検からプロモーション動画の撮影まで、幅広い対象物に対してドローンと高性能カメラを用いた撮影を行っています。
また、撮影後はデータを編集しきれいにまとめた上で納品されるので、そのまま使用可能なようです。
特徴として挙げられるのは『賠償責任保険の加入』『国土交通省への飛行許可申請』を全てこの会社で行なってくれる点です。
万が一の対処や、ややこしい許可申請をやってくれるのは、初心者の方や一般の方々にとっては安心できるサービスであると言えます。
屋根点検
HUMMINGBIRD(ハミングバード)は、火災保険を利用したドローンでの屋根点検サポートも行っています。
実は、各家庭のご自宅が自然災害によって破損した場合、火災保険で修理可能なんですね。
家の内部・外壁・門・塀・カーポート・屋根等々、申請できる修理の範囲も幅広いので、少しでも損傷がある場合自己負担なしでの修理が可能なのは魅力です。
作業時間は約1時間で、流れとしては点検後、保険会社に家屋の状況を詳細に伝えてくれるところまでやってくれるそうです。
保険周りのことについても任せられるのはいいですよね。
施設点検
次に施設の点検です。
ドローンを使用することで、施設点検が安く・早く・安全に行うことができます。
目安として、コストカット率は約30%~50%とのこと。
足場を組む必要もないので、最短半日~1日で作業が完了しますし、人の落下や怪我の発生も防げるので安心ですよね。
また、万が一の際もHUMMINGBIRD(ハミングバード)の操縦士たちは保険に入っているようで、対物賠償なんかのリスクヘッジはなされています。
実は、建物の定期調査・修繕に関しては、『建築基準法第12条』で定められています。
そのため、管理の方は注意する必要があるんですね。
その際、ドローンを使用した点検業務も国に認められています。
事業支援・コンサルティング事業
HUMMINGBIRD(ハミングバード)は、対企業向けにドローンを使った事業支援、コンサルティング事業も行っています。
上記で説明したように様々な事業をしていて、専属の操縦士もいるため、そのノウハウを生かせる事は間違いないでしょう。
「ドローンを仕事に導入したいがそうしたらいいかわからない」
「ドローン操縦士を社内で育成すべきか迷っている」
「どこでドローン機材を購入すればいいかわからない」
上記のような悩みを抱えている方は問い合わせだけで解決することも多いかとおもいます。
気になった方は是非チェックしてみてください。
ドローン事業セミナー
HUMMINGBIRD(ハミングバード)は、ドローン事業に関するセミナーも多数開催しているようです。
コンサルティングの項目で紹介したように、ドローン事業を多数展開している経験から様々なシーンでのドローン活用の思案をしているんですね。
具体例としては、京土建一般労働組合江戸川支部と開催した家屋調査や改修工事を想定した「ドローン活用セミナー」などがHPで紹介されています。
組合員80名の方々に対して、他の自治体や建築現場におけるドローン活用方法を過去事例を用いて講演を行ったようです。
さらには、講演に合わせてドローンの外壁調査デモンストレーションを行っています。
外壁調査事業に革新をもたらしたドローンですが、やはり最終的な欠陥の判断はまだまだ一級建築士の方々の意見が貴重なのが事実です。
なので、双方の取り組みを円滑に進める良い取り組みであると感じました。
今回、ドローン操縦士と建築士がタッグを組んだように、ドローン×職人による産業発展が新たなビジネスを作っていくと思います。
そのため、このようなセミナーなどを積極的に実施して、新たなビジネスができることに期待できそうです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、ドローン事業を様々展開しているHUMMINGBIRD(ハミングバード)についてお話いたしました。
ドローンスクールをはじめ、販売やプログラミング教室・イベントなど、様々な事業を展開している企業なので、気になった方は公式HPを見てみてください。
それではまた〜。