ドローンマーケット

【ドローン資格発行団体紹介!!】DPCA(ドローン撮影クリエイターズ協会)について徹底解説いたします!

今回は、民間のドローン資格発行団体であるDPCA(ドローン撮影クリエイターズ協会)について紹介していきたいと思います。

まず初めに、DPCA(ドローン撮影クリエイターズ協会)の特徴、関連事業の紹介、そして発行している資格についてご紹介いたしますのでぜひ最後までご覧いただければと思います。

 

Contents

DPCA(ドローン撮影クリエイターズ協会)とは

初めに、DPCA(ドローン撮影クリエイターズ協会)の紹介です。

DPCA(ドローン撮影クリエイターズ協会)はドローン撮影クリエイターズ協会の略称で、国土交通省 航空局 管理団体・講習団体として、2015年9月に設立されました。

近年、ドローンを取り巻く市場環境は急速かつダイナミックな変容を遂げているのが事実です。

そうしたドローンは、人々の暮らしに多大なメリットをもたらす可能性がある反面、安心安全が保証できない場面も多くあります。

例えば、ドローンによる事故が最近のメディアでも報道されているように、未だドローンの安全性、信頼性は確立されていないのが現状というわけなんですね。

こうした現在の環境下において、今回ご紹介するDPCA(ドローン撮影クリエイターズ協会)のような団体・協会では、ドローンの安全確保、地域社会との調和、社会の経済活動の発展に貢献することを目的として作成されました。

ドローンがもたらす経済発展を支えるべく、クリエイターが安心して空撮を行える環境整備を行っているんですね。

このことを踏まえて、DPCA(ドローン撮影クリエイターズ協会)では、事業として空撮によるメディア発信中心に様々な映像制作、クリエイター育成、それにかかる撮影技術の向上等、各クリエイティブ講習を行っているようです。

さらには、現在に至るまでに総務省消防庁・京都府を始め自治体との災害時運用協定を36自治体と締結しており、災害時でのドローン運用の在り方について研究・実証を進めている団体でもあるようですね。

協会名にクリエイターズとある点からも分かるように、ドローン空撮など映像撮影をはじめとしたメディア関連事業に注力しているようです。

詳しい事業領域については以下をご覧ください。

 

事業領域

  1. 空撮による映像に付加価値をつけた PV(プロモーションビデオ)制作促進事業
  2. 空撮及び PV 制作すべてに関わるクリエイター集団の形成
    (ドローンの操作講習からドローンを使ったプロ用撮影講習まで)
  3. ドローンの安全運航管理者育成と操縦技術講習事業
  4. 行政・防災活動 (土砂崩れ、河川氾濫等の災害発生時において危険現場の空撮)
  5. 様々な産業分野に対応したドローン活用とソフトウエアの開発
  6. ドローンを活用した高所の点検・整備事業の構築
  7. ドローンを安全に活用運用し、安全・利便性を地域社会に情報発信するイベント事業
  8. ドローンのレンタル及び販売事業
  9. ドローンのメンテナンス及び整備検査に関する事業
  10. 安全運用に対するドローン専用保険の斡旋

公式HPより

 

関連事業紹介①:地域再生・防災ドローン利活用推進協会(RUSEA)

ここでは、DPCA(ドローン撮影クリエイターズ協会)と協力しドローン事業を支えている関連事業紹介をしていきたいと思います。

まずは、『一般社団法人 地域再生・防災ドローン利活用推進協会(RUSEA)』です。

地域再生・防災ドローン利活用推進協会(RUSEA)は、2017年6月設立されました。

地域再生・防災ドローン利活用推進協会(RUSEA)が設立された理由としては、若い世代の人材育成・安全講習の実施、災害対応の整備・構築などが挙げられます。

現在までにRUSEA支部として全国で67法人が加盟していて、当初の目的のとおり各支部において災害発生時においてドローンの有効活用が行える人材の育成、操縦技能習得のための安全講習を全展開しているとのことです。

 

関連事業紹介②:ドローン・テクノサポート株式会社 (DTS)

続いて、ドローン・テクノサポート株式会社 (DTS)の紹介です。

国土交通省 航空局 認定 講習団体であるドローン・テクノサポート株式会社 (DTS)では、DJI(ディージェーアイ)正規代理店として主にDJI(ディージェーアイ)製品の販売を主な事業としています。

詳しい事業内容としては、ドローン産業関連機器の販売及びシステム開発やメンテナンス、アフターサービス、二次販売代理店サポートを行っています。

DPCA(ドローン撮影クリエイターズ協会)や地域再生・防災ドローン利活用推進協会(RUSEA)の担当領域である空撮や災害時を想定した訓練時には機材及び技術サポートを行う事業柱として活躍しています。

さらに、DJI(ディージェーアイ)正規代理店としてDJI CAMP(ディージェーアイキャンプ)の開催も月に毎月一度開催し、DJI(ディージェーアイ)スペシャリストの輩出も行っているとのことです。

 

DPCA(ドローン撮影クリエイターズ協会)の資格について

国家資格

ここでは、DPCA(ドローン撮影クリエイターズ協会)が発行している資格についてご紹介いたします。

資格は主なものとして、BASIC(ベーシック)とADVANCE(アドバンス)といった二つの通常ドローン資格、映像制作、水中ドローンといった産業用ドローン操縦技能習得コースがあります。

 

DPCA認定 DRONEフライトオペレーター BASICコース

まず、BASICコースの紹介です。

BASICコースでは、まずは基本的な操縦スキルを身につけたいという方に向けたプログラムです。

国土交通省航空局が初心者の方を対象に制作した基本的な操縦技量の習得を目指すプログラムになっています。

学科、実技検定試験に合格し、飛行時間10時間を証明できた方には日中目視範囲内における国土交通省への飛行許可審査に活用できる「技能認証」が発行されるようですね。

詳しい内容は以下のとおりです。

 

受講概要

■ 受講費用
・50,000円(税込55,000円)
※テキスト代、機体使用費、保険費込み
※再検定費は10,000円(税込11,000円)

■ 操縦技能証明証 発行費
・15,000円(税込16,500円)

■会場
□ 大阪会場 (講習主催はKanden DOT)
関西電力 茨木研修センター

□ 京都会場
宇治ドローン飛行センター or 石清水八幡宮

□京都会場 (週末の開催時)
京都ドローンベース

□ 埼玉会場 ※8月は別会場となります
国立女性教育会館 NWEC(ヌエック)

■ 受講要件
・ 満16歳以上(16歳~17歳は親権者の同意が必要)
・両眼で0.7以上、かつ片目で0.3以上(矯正可)
・ 赤・青・黄色の3色が識別できる
・ 日常の会話を聴取できる
・ ドローンの操縦に支障を及ぼす身体障害がない
・ 普通の読み書きができ、その内容を理解できる

■ 定員:8名

■取得可能技能認証:日中目視範囲内 人口密集地・30m以内

公式HPより

 

DPCA認定 DRONEフライトオペレーター ADVANCEコース

続いて、ADVANCEコースの紹介です。

この講習カリキュラムは目視外飛行・自動航行・側面・対面飛行・ 安全運航管理 ・撮影方法の教習内容を標準化した内容になっています。

また、座学講習に関してはeラーニング受講が可能なようです。

受講者は全国どこからでも、好きな場所、好きな時間にドローンの運用に必要なノウハウを学習できるので、便利ですね。

詳しい内容は以下のとおりです。

 

受講概要

■ 時間
座学 eラーニング
※詳細は申込者にお伝えします。

実技 両日とも  9:00~17:00ごろ
※季節によって講習時間が前後する場合がございますので、予めご了承ください。
※講習時間については多少前後する可能性があります。
※必ず連続で受講していただく必要はありません。隔週にて受講いただくことも可能です。
※1日目実技に合格できない場合、再検定を受験いただきます。(再検定日別途要)

■eラーニングに関して
座学に関しては新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から「eラーニング」に移行しました。
ネット環境がない方については、従来の座学方式での対応も検討します。

■ 受講要件
・ 満16歳以上(16歳~17歳は親権者の同意が必要)
・両眼で0.7以上、かつ片目で0.3以上(矯正可)
・ 赤・青・黄色の3色が識別できる
・ 日常の会話を聴取できる
・ ドローンの操縦に支障を及ぼす身体障害がない
・ 普通の読み書きができ、その内容を理解できる

■  受講費用
・9,0000円 (税込99,000円)
※eラーニング代、機体使用費、保険費込み

■ 技能認証発行費
・15,000円(税込16,500円)
※再検定費は10,000円(税込11,000円)

■ 最低催行人数3名~

■ 会場
□ 大阪会場 (主催はKanden DOTs)
関西電力 茨木研修センター

□ 京都会場
宇治ドローン飛行センター or 石清水八幡宮

□京都会場 (週末の開催時)
京都ドローンベース

□ 宇治ドローン飛行センター or 石清水八幡宮

□ 埼玉会場 ※8月は別会場となります
国立女性教育会館 NWEC(ヌエック)

公式HPより

 

 

映像制作コース

続いて、映像制作コースです。

この講座は「多くの人に観られる映像とは」をテーマに、映像制作の基礎的ワークフローを学習するそうです。

実際に撮影し・編集ソフトを用いて映像が創れるようになる内容とのことで、初心者の方でも一連のスキルを手に入れることができるようです。

期間も2日間とのことで、非常にスピーディーに学べるフレームになっています。

詳しい内容は以下のとおりです。

 

受講概要

□ 期間 2日間

□ 時間
両日とも10:00~17:00ごろ
※講習時間については多少前後する可能性があります。

□ 受講費用
・初めて受講される方 一般 44,000円(税込)
・オンラインサロン会員の方 38,500円(税込)
・再受講される方 一般   22,000円(税込)
・オンラインサロン会員の方 16,500円(税込)

□最少催行人数 2名~
□受講に必要なもの:PC もしくは タブレット / イヤホン

□ 京都会場
座学:京都市南区東九条西岩本町10-2 イリアスオフィス3階
※カリキュラム・推奨編集ソフト等の詳細は申込者にお伝えいたします
※ドローン運用経験がない方の参加も大歓迎です!

□ 1日目  講習カリキュラム
【映像制作ワークフローについて】
・構成について
・構成時に注意すべきこと

【映像を撮影してみよう】
・撮影設定について
・カメラワークについて
・カメラと周辺機材について

【編集方法について】
・映像制作における撮影素材の活かし方
・BGMと映像の関係性について
・編集時の注意点
・ストーリーで作品を組み立てる方法
・視聴者を飽きさせない編集方法とは?
・編集ワークフロー実演解説
・実際に編集作業を行う

□ 2日目  講習カリキュラム
・WebCM制作
・自身で撮影した素材を生かして編集
・完成映像 上映会

公式HPより

 

 

水中ドローンコース

最後に、水中ドローンコースです。

現在、水中ドローンは船体・船底調査、定置網調査・点検、海洋・護岸工事、貯水槽の保守点検など、水中ドローンは幅広い分野で活用されている現状にあります。

この講習では、そんな水中ドローン操縦に必要な知識と操縦技術が学ぶことができます。

会場は屋内プールを使用するようで、本番を想定した実践練習が可能なようです。

詳しい内容は以下のとおりです。

 

受講概要

▼受講料:71,500円(税込)
※テキスト費 / 機体使用費 / 保険 / 施設利用料/検定試験受験費込
※認定証資格発行は日本水中ドローン協会が行い、費用は日本水中ドローン協会へ別途11,000円(税込)+会員費5,000円がかかります。

▼催行人数:2〜6名まで
※原則インストラクター1名に対し受講生 3名で実施いたします

▼会場:京都市南区東九条西岩本町10-2
京都駅南側八条東口から東へ歩き、セントノーム京都ホテル角を右へ徒歩5分。

受講からライセンス発行までの流れ

受講申込み→受講→発行申請→ライセンス取得

公式HPより

 

最後に

いかがだったでしょうか。

今回は、DPCA(ドローン撮影クリエイターズ協会)の特徴、関連事業の紹介、そして発行している資格についてご紹介いたしました。

これからも、ドローンに関するお役立ち情報を発信していきますので、ぜひご覧いただければと思います。

それではまた次回の記事でお会いしましょう。

おわりに

「職業」としてのドローンパイロットの今後とドローンマーケットを研究している私がドローンスクールを

  • 受講形式
  • アフターサポート
  • 認定資格
  • 費用

という観点からおすすめ順にランキング形式で纏めました。

参考になると思いますので、是非ご覧いただければと思います。

 

 

-ドローンマーケット

© 2023 ドロシル