今回は、『ドローン空撮で稼ぐ方法』についてお話ししていきたいと思います。
まず初めに、ドローン空撮とはについてお話しし、ドローン空撮で収益を上げる方法、空撮のテクニック、知っておきたい知識について順にお話ししていきたいと思います。
Contents
ドローン空撮とは
まず初めにドローン空撮の簡単な概要についてお話ししていきたいと思います。
空撮とは、航空機やヘリコプタードローンなどを用いて空中から撮影する映像方法のことを指します。
そしてドローン空撮はその名の通り、ドローン(無人航空機)で空撮をすることを意味します。
ドローンを用いることで、人が立ち入ることができない狭い箇所、有害なガスや放射線のある空間、そして絶景などの映像が取得できるんですね。
また、ドローン空撮は一眼などの高画質なカメラで綺麗な映像を取得できるだけでなく、ドローンに積載させた特殊なカメラを用いて、点検作業や測量作業を行うことができます。
ドローンの機体価格は航空機やヘリコプターに比べて遥かに安く、小回りが効くため、近年ではドローン空撮が主流になってきているんですね。
通常のドローン空撮事業は以下のような現場で活躍しています。
ドローン空撮
- 建造物・風景撮影
- 人物撮影
- プロモーションビデオ
ドローン空撮で収益を上げる方法
ここでは、上記で紹介したようなドローン空撮で収益を上げる方法についてお話ししていきたいと思います。
結論、ドローン空撮で撮影した映像や撮影技術を活かして、『ストックフォト』やドローン操縦士(パイロット)の案件受注アプリ『SORAeMON(ソラエモン)』を用いて収益を上げることをおすすめします。
ストックフォト
ストックフォトとは、写真や動画などを「素材」として販売できるサービスのことで、有名なものでは「PIXTA、Shutter Stock、Adobe Stock」があります。
基本的には、上記のようなオンライン上のストックフォトサービスを使って、動画素材を販売していくことで利益を得ることができます。
ストックフォトに出品する動画素材は、「10秒〜1分」までの比較的短いものです。
各素材の単価は動画や画像の画質によって変動します。
動画の例で言うと、ネット上の書き込みで以下のようなものが挙げられていました。
- HD画質の動画は1ダウンロードあたり平均3,200円
- 4K画質の動画は1ダウンロードあたり平均6,800円
1素材を1人が購入した場合の金額ですので、出品する素材の量と、購入者が増えれば増えるほど、収入も増加します。
例えば、毎日1本購入者が現れたとすると、月々の副収入が10万円近くになります。
一度上げて仕舞えば、蓄積されていくので、やればやるほど売り上げが上がる仕組みになっています。
SORAeMON(ソラエモン)
続いて、SORAeMON(ソラエモン)の紹介です。
『SORAeMON(ソラエモン)』とは、「ドローンパイロットとお仕事をつなげるオンラインプラットフォームサービス」です。
SORAeMON(ソラエモン)を用いることによって、ドローン操縦士(パイロット)は仕事の依頼を受けることができ、依頼したい人は依頼したい内容にあったドローンパイロットを紹介してもらうことができます。
2019年にリリースされて以降これまでに全国津々浦々700人を超えるパイロットが登録しており、それぞれの強みやカラーを生かした案件受注を行っています。
全国どこでも近くの腕利きパイロットに依頼できるので、遠い現場でも問題ありません。
依頼主側は、全国にいる厳選されたドローンパイロットによる空撮映像を見て、依頼するかどうかを決めることができます。
パイロット側も安心できる点として、クライアントのニーズとすり合わせる相談をしながら検討できるというものがあります。
無料で登録できるので、これからドローンで副業をされる方は是非登録した方が良いアプリでしょう。
気になった方はぜひ公式HPをご覧ください。
空撮のテクニック
ここでは、空撮のテクニックについてご紹介していきたいと思います。
ドローンの操縦技法は様々ありますが、その中でも初心者が覚えやすい空撮テクニックについてご3つ紹介していきたいと思います。
- バードアイ
- POI
- ローパス
まず、バードアイです。
これは、カメラを真下に向けて、鳥のような視点で撮影することから名前が付けられた撮影技法です。
空中から真下に向けられたカメラアングルはとても綺麗に見えますが、意外にも簡単にできる撮影方法なんですね。
続いて、ローパス(低空飛行)です。
これは、広くて平坦な土地などを低空飛行で駆け抜けながら撮影する技法です。
映像では、高速で地面が動き、奥にある被写体がダイナミックに迫るので壮大な映像を撮影することができるんですね。
最後に、POI(ポイントオブインタレスト)です。
ポイントオブインタレストは、設定した点を中心に円を描きながら内側に向かってカメラ撮影をし続けてくれる撮影技法です。
アーティストのPVなどで、ボーカリストに中心点を合わせて撮影している映像を見たことがある人も多いのではないでしょうか。
基本的には、ドローンの設定で実行することができるので、初心者でも簡単な撮影技法と言えます。
知っておきたい知識
ここでは、ドローン空撮をするにおいて知っておきたい知識について説明していきたいと思います。
ドローンで副業をする際には、ドローンに関する知識だけでなく、ドローンを操縦する時に関わってくる規制についてもしっかりと理解をしておく必要があります。
どんな状況でドローンを飛ばして良いか、また申請が必要な場所はどこなのかについてしっかりと勉強しておきましょう。
以下では、ドローン操縦士(パイロット)が覚えておきたいいくつかの知識についてご紹介いたします。
まずは、航空法です。(※航空法の規制対象は、重量が200グラム以上のドローンです。)
航空法では、以下の空域における規制をかけています。
- 空港等の周辺の上空の空域
- 緊急用務空域(※原則申請書を出しても飛行禁止)
- 150m以上の高さの空域
- 人口集中地区の上空
- 人家の密集地域
- 夜間飛行
- 目視外飛行
- 人や建物と30m未満の距離での飛行
- 催し場所での飛行
- 危険物輸送
- 物件投下の禁止
これらの規制対象でドローンを飛行させるにはドローン飛行許可申請が必要です。
詳しい許可申請に関しては、以下の記事をご覧ください。
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参考『ドローンの飛行許可申請』について徹底解説いたします!!
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航空法の他にも、空撮で肖像権・プライバシー侵害行為をしてしまったり、道路交通法、電波法などに違反してしまう可能性があります。
上記のような空域や規則に反して飛ばすなどの行為は違法になってしまうんですね。
万が一、建物や人に損害・損傷を与えてしまった場合、多額の賠償金を支払うだけでなく法的に罰される可能性もあるため、しっかりとした学習理解が必要です。
身の回りにプロのパイロットがいる方はその方などから細かく習い、いない方もドローンスクールなどで勉強すると良いでしょう。
最後に
いかがだったでしょうか。
今回は、『ドローン空撮で稼ぐ方法』についてお話しいたしました。
ドローン操縦士(パイロット)の需要は急速に高まっており、その中でもドローン空撮ビジネスの将来性は大いに期待できると言えるでしょう。
これからも、ドローンに関する最新情報や技術紹介を行なっていきますのでぜひご覧いただければと思います。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。