今回はDPA(ディーパ)認定スクールの『ドローンスクール東京立川校』について、体験会の経験を踏まえてご紹介いたします。
まずはそのスクール概要からお話ししアクセスや体験講習内容、コース紹介、資格などなど様々な角度からお伝えできればと考えているのでぜひ最後までご覧ください。
Contents
スクール概要
まず初めにスクール概要についてお話しいたします。
『ドローンスクール東京立川校』は株式会社クレンセが運営するドローンスクールです。
運営元の株式会社クレンセでは建設関連の事業を扱っており、内装や外装施工、建物調査・点検などを行なっているそうです。
そんな会社を母体にもつドローンスクール東京立川校は、現場ですぐ活用できるような技術習得ができることが持ち味とのこと。
建設業におけるドローン活用方法のノウハウを実践的視点で蓄積し指導に活かしている点はこのスクールならではだと考えられます。
魅力
ここでは、『ドローンスクール東京立川校』の魅力についてお話ししていきたいと思います。
講師陣
まずは講師陣の方々の魅力です。
ドローンスクール東京立川校の公式HPによると、講師陣の方々は元レスキュー隊員の方であったり、卒業生の方、また女性の方などなど幅広く在籍しています。
実際に私自信が訪れた際も、男性と女性のスタッフのかたが在籍しており非常に丁寧な対応をしていただきました。
マンツーマンレッスン
実力をつけるという意味で、魅力溢れる講師陣の方々とマンツーマンレッスンが受けられるのは非常に大切なポイントです。
わからない点や、自信がない点など、座学実技に関係なく質問ができるのはとても良い環境だと言えます。
卒業後のサポート
後ほど詳しくお伝えいたしますが、ドローンスクール東京立川校では卒業後のサポートも充実しています。
難しい飛行申請のお手伝いや、期待購入時のアドバイス、コミュニティ形成まであるので卒業後も安心できます。
365日受講可能なカリキュラム
大きな魅力として、365日受講可能なカリキュラムがあります。
平日・休日問わず選択できることで自分にあった日程で進めることができるのはいい点だと言えます。
駐車場完備
ドローンスクール東京立川校は敷地内に駐車スペースが設けられています。
車で通う場合、申込フォームに記入することで使用可能とのことですね。
大きい道路に面しているスクールですので、車できやすい方には嬉しいポイントです。
練習用ドローン無料貸し出し
受講の際に使用するドローンは基本的に無料で貸し出しているようです。
もちろん、購入したドローン機体を卒業後に持ち込むことができますが、性能の良いドローンは非常に高額です。
そのため、高品質なドローンを使用できるのは嬉しいですよね。
国土交通省認定カリキュラム
ドローンスクール東京立川校では、プロの操縦士(パイロット)を目指すべく国土交通省認定のカリキュラムを受講できます。
取得できる資格は、DPA認定資格の「回転翼3級」です。
詳しくは以下の欄で説明いたしますが、DPA(ディーパ)と言われる協会の定めたカリキュラムを終了することで、ドローンの技術と知識証明になる民間資格を手に入れることができます。
受講料の分割払いが可能
ここもかなり大事なポイントだと思いますが、支払い方法として分割払いがあります。
詳しくは問い合わせをした方が良いとのことですが、高額な授業料ではありますので分割できるかどうかはかなり大事な要素だと言えそうです。
サポート
さてここでは、先ほど少し触れたサポート面についてお話ししていきたいと思います。
サポートは大きく5つあります。
国土交通省飛行許可承認申請サポート
まず初めに、卒業後、申請が必要な地域でドローン飛行を行う際に必要な国土交通省への申請手続きをサポートしてくれるサービスです。
屋外でのドローン飛行には都心ではほとんどのところで国土交通省の許可が都度必要になります。
そういった現場でドローン活用する際に、難しい手続きの方法や申請のコツなどをプロの講師が手厚く何度でも教えてくれるようです。
機体購入時のサポート
ドローンスクール東京立川校では、スクール卒業後に機体を購入する際にも真摯に付き合ってくれます。
購入者のニーズや用途に合わせた機体の選択に対して、無償で相談に乗り、さらには割引できる店舗紹介もしてくれるそうなので便利ですよね。
卒業後のイベント・勉強会・コート無料貸し出し
ドローンスクール東京立川校では、卒業後にさらなる技術を向上させるために勉強会やイベントを開催しています。
また、練習用コートを機体を持参することで使用可能で、何回でも無料で貸し出ししてくれる点は他のスクールと比較しても優良なサービスと言えます。
助成金申請サポート
国土交通省への飛行申請サポートだけではなく、助成金申請サポートも行なっています。
ドローン活用にあたって、いくつか助成金があり、それを申請してくれます。
HPによるとこれまで7,000社以上の助成金申請サポート実績があるとのことで、これ以上ないほどお得なサポートと言えそうです。
助成金を使って実質無料でドローンが手に入る可能性があるのは嬉しいですよね。
アクセス

ドローンスクール東京立川校は、東京の立川にあります。
詳しい住所は、『東京都立川市高松町1ー100 53号棟』とあるように、貸し倉庫の一つをスクールとして改装しているようです。
最寄り駅は多摩モノレールの高松駅で、徒歩3分と比較的好立地と言えます。
しかし、向かう際に一番注意しなければならないのが、この貸し倉庫団地に入る際に守衛所を通らないといけない点です。
水道局東側の立飛リアルエステート守衛所にて、スクールへ向かう旨を伝え、入場確認書をもらうと通過できます。
こちらは毎回書く必要があるみたいです。
無料体験講習会内容
さて、ここからは実際に体験講習会の説明になります。
体験講習会は大きく1部と2部の二つのパートに分けられます。
体験講習会第1部
1部では、ドローン活用するための最新動向の説明をしていただきました。
非常に丁寧でパワーポイントも見やすく作られていたため、かなり理解しやすかった印象を受けました。
詳しい内容としては、ドローン産業の全体像やドローン市場の規模感、国土交通省の飛行申請に関する規則やライセンス取得でした。
体験講習会第2部
2部では実際にシミュレーション体験をさせていただきました。
まず、シュミレーターを使用し操作説明を受けさせていただき、その後は練習で使用するGPS非搭載の実機でかなり長い時間練習させていただきました。
練習する際は、インストラクターが操縦を切り替えることができる状態にしていただけたため、初心者の方でも安心して操縦体験できると感じました。
コース紹介
こちらでは実際のコースについてご紹介いたします。
コースは資格習得を目指すメインコースとニーズに応じて受講可能なオプションコースがあります。
メインコース
まず一つ目、ドローン操縦士回転翼3級の取得を目指すのは『ドローン屋内講習』です。
日程は全部で3日間あり、試験終了後「ドローン操縦士回転翼3級」を取得できるコースでになっています。
詳しい内容は以下の通りです。
内容
- 法律に関する座学
- フライトシュミレーターを使った実技
- 20種類の飛行講習(10時間以上)
- 実技・筆記試験の合格
価格は二種類あり、250,000円 / 3日間がスタンダードです。
しかし、10時間以上の飛行経験がある人に関しては、200,000円 / 2日間での受講が可能です。
オプションコース
続いてオプションコースの説明です。
ドローン屋内・屋外飛行体験では、主に200g未満トイドローンを使用する初心者の方向けのコースです。
このコースを受講することによって、トイドローン操縦に関する最低限必要な知識・技術を習得だけでなく、機体のセットアップ方法などを学べるカリキュラムのようですね。
価格と所要時間は、それぞれ15,000円/3.5時間です。
続いて、ドローン屋外基本飛行講習です。
このコースは、ドローン飛行を本格的に取得し、また将来的に仕事に生かしたいと考えている方向けのコースになります。
主に屋外での飛行練習を麺とし、講習ではファントム4プロ・マビック2プロといったスタンダードな機体を使用するみたいですね。
価格と所要期間は、50,000円/1日間です。
次は、ドローン屋外慣熟飛行講習です。
このコースは、自然災害などの緊迫した状況でも安全に運用できる知識・技術・経験の習得を目指すコースになっています。
練習機は、実際の産業機を使用するとのことで、実戦に近い形での練習が可能となっています。
価格と所要期間は、150,000円/2日間です。
最後に、ドローン空撮技術基本講習というコースがあります。
このコースでは、ドローンを使用した写真および動画(いわゆる空撮)の撮り方を習得するコースです。
魅力としては、実際にプロの写真家が指導してくれる点にあり、現場で活かせるスキルが習得できます。
価格と所要時間は、30,000円/3.5時間です。
取得できる資格について
最後に習得できる資格である『回転翼三級』について説明いたします。
これは、ドローンを操縦するにあたり、国土交通省が定める法令を踏まえてその知識と技術を有していることを示す資格です。
この資格を発行しているのはDPA(ディーパ)というドローンの団体で、DPAとは『一般社団法人 ドローン操縦士協会』の略称を指します。
その一般社団法人 ドローン操縦士協会ことDPA(ディーパ)のドローンの健全な発展を促進する取り組みの一つに資格の認定と発行があり、『回転翼三級』はそうしたスキル認定証という訳です。
回転翼三級を取得するメリットは以下の三つがあります。
メリット3つ
メリット1 | メリット2 | メリット3 |
高度な飛行技術を 習得することができるライセンスカードの提示により、国土交通省への飛行許可申請を一部簡略化することができます。それにより、現場でのスムーズな活用が可能となります。 |
国土交通省認定の信頼され 求められる人材になるドローン活用時には土地所有者、及び近隣住民への説明が必要不可欠です。その際、ライセンスの有無は交渉の大きな鍵となります。 |
どこでも安心安全に 飛ばすことができるビジネスシーンにおいても、資格の有無は大きな鍵となります。提案時に安心を担保することで、クライアントからの信頼感は大きくなります。 |
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はドローンスクール東京立川校についてお話しいたしました。
建設関係の会社が運営元であり、実践を重んじるDPA(ディーパ)の資格を採用するまさに実践型のドローンスクールと言えます。
気になった方はぜひチェックしてみてください。
これからもドローンに関する記事を配信していきますので、よろしければそちらも合わせてご覧いただければ幸いです。
それではまた。