今回は、日本に11人しかいないRCK (日本ラジコン電波安全協会)のインストラクターが在籍している『DSLドローンスクール』についてご紹介いたします。
まず、スクールの概要からお伝えし、特徴、取得できる資格について、コース紹介、スクール紹介の順に説明していきたいと思います。
Contents
DSLドローンスクールの概要
今回お話しするDSLドローンスクール、通称Drone Safety License SchoolはJUIDA(ジュイダ)認定のドローンスクールです。
無線航空機講習における歴史15年のNPO法人である『LandMineZero』が運営しています。
ドローンスクールにおいて、NPO法人による『JUIDA認定』スクール運営は日本初なんですね。
このドローンスクールでは、初心者からビジネスレベルまで様々なドローンを利活用を検討している人が通っているようですね。
この後の特徴の項目でもお伝えいたいたしますが、DSLドローンスクールでは日本に11人しかいないRCK (日本ラジコン電波安全協会)のインストラクターが在籍しています。
以下の項目で、より詳しいスクールの説明をさせていただきますね。
DSLドローンスクールの特徴
さてここでは、DSLドローンスクールの特徴についてお話しいたします。
DSLドローンスクールには大きく4つの特徴があります。
NPO法人が運営している講習団体
まず一つ目はNPO法人運営講習団体という点です。
冒頭でもお伝えいたしましたが、DSLドローンスクールはNPO法人が運営する日本初の国土交通省登録講習団体です。
さらに、その実績も16年以上の歴史を誇っています。
母体であるDrone Safety License Schoolには、1,000人以上の実力ある優秀なインストラクターが在籍しているので、実績は抜群と言えるでしょう。
ドローン協会JUIDA(ジュイダ)の認定校
DSLドローンスクールはJUIDA(ジュイダ)の認定校です。
JUIDA(ジュイダ)とは、一般社団法人日本UAS産業振興協議会の頭文字をとってつけられた団体で、日本の民生分野における無人航空機システム(UAS)の発展に寄与するために設立された団体です。
そんなJUIDA(ジュイダ)では教育事業も行っており、ドローンパイロットの育成にも力を入れています。
Drone Safety License Schoolのスクールは220校を超えるJUIDA(ジュイダ)の認定校におけるまれな法人公共会員なんですね。
民間資格ではありますが、ドローン資格の中でもトップクラスにメジャーなものと言えるでしょう。
大きな練習場
DSLドローンスクールでは、首都圏の中でも最大規模の練習場や空調設備が整った練習場有しています。
具体的に申し上げると、神奈川県横浜市にある練習場は広さ8,000坪 最大空域23,000坪、千葉県にある練習場は冷暖房完備のものとなっているようです。
都心からでも通いやすいだけでなく、快適でかつ力のつく練習場だと言えるでしょう。
コース修了後の繋がり
DSLドローンスクールの魅力の一つとしては、コース修了後でも繋がりを持つことができるコミュニティ参加制度があります。
これは、横浜と千葉練習場のDSLドローンスクールの修了者とDrone Pilot Fieldの練習会参加をしている人々が参加できるオープン会員制のコミュニティ倶楽部とのこと。
そこでは練習会等を行うだけでなく、ドローンのビジネス現場で活躍されている方や、RCKドローンインストラクター達から学べるセミナーも開催しているようですね。
卒業した後も、自身のスキルアップだけでなく、知識の習得ができるコミュニティがあるのは嬉しいですよね。
取得できる資格について
ここでは、DSLドローンスクールで取得可能なドローン資格についてお話ししたいと思います。
後ほどご紹介するDSLドローンスクールが定めるカリキュラムを終え、試験を修了すると、JUIDA(ジュイダ)が発行する資格を習得することができます。
JUIDA(ジュイダ)とは、先ほども説明いたしましたが一般社団法人日本UAS産業振興協議会の頭文字をとってつけられた団体です。
無人航空機システム(UAS)の発展に寄与するために設立された団体で、その教育を支える活動の一つに資格の交付があるんですね。
資格については大きく二つあります。
一つ目が、『操縦技能証明証』です。
これは、無人航空機を安全に飛行させるための知識と操縦技能を有する者に与えられる証明証で、操縦技能を認める資格になります。
二つ目が、『安全運航管理者証明証』です。
これは、無人航空機の運航に関わる十分な安全と法律の知識を有し、飛行業務の安全を管理する者に与えられる証明証です。
これからの時代、ドローンの操縦パイロットももちろんそうですが、自動飛行などの際には二つ目の『安全運航管理者証明証』も大切になってくるので合わせて取得することを勧めています。
このJUIDA(ジュイダ)の資格は、申請料と年間の更新手数料がかかります。
料金は以下の通りです。
手数料一覧
- 操縦技能証明証交付申請手数料…22,000円(税込)
- 安全運航管理者証明証交付申請手数料…16,500円(税込)
- 個人準会員年会費…5,000円(税込)
コース紹介
さて続いてはコース紹介を行っていきたいと思います。
JUIDA(ジュイダ)操縦技能者コース
一つ目は、JUIDA(ジュイダ)操縦技能者コースです。
このコースの概要は以下の通りです。
JUIDA(ジュイダ)操縦技能者コース概要
受講日数 3日
受講価格 ¥178,000(税込)
取得できる資格
- ◎修了証明証
- ◎JUIDA『操縦技能証明証』(別途申請)
インストラクター数 1名〜
機体
- ◎phantom2(トレーナーコード使用)
- ◎phantom4(コーチモード)
◉座学講習 UAS概論 / 法規制・ルール / 気象 / 技術 / 運用 など
◉実技講習 整備・点検 / 手動航行 / 自動航行 ※実技試験有り
JUIDA(ジュイダ)操縦技能者コースでは、お客さんの都合に合わせて、平日コースと土日コースを選択できるようです。
また、再試験に関しては座学・実技ともに1回まで追加料金なしで受講できるので、余裕を持って挑めますね。
カリキュラムおよび試験終了後は、3ヶ月以内に技能証明証申請手続きを行う必要があります。
その際、申請料金である ¥21,600(税込)が別途で必要になります。
JUIDA(ジュイダ)認定安全運航管理者取得コース
二つ目は、JUIDA(ジュイダ)認定安全運航管理者取得コースです。
このコースの概要は以下の通りです。
JUIDA(ジュイダ)認定安全運航管理者取得コース概要
受講日数 1日(5時間)
受講価格 ¥35,000 (税込)
受講資格 JUIDA操縦技能証明証を既に取得し、かつ飛行業務の経験を有する方
こちらも、JUIDA(ジュイダ)操縦技能者コースと同様に、カリキュラムおよび試験終了後3ヶ月以内に技能証明証申請手続きを行う必要があります。
料金及び、年会費は以下の通りです。
安全運航管理者証明証交付申請手数料 ¥16,200(税込)
個人準会員年会費 5,000(税込)
修了した方はスタッフの指示に従って申請を忘れないようにしましょう。
スキルアップコース
最後にスキルアップコースです。
このコースの概要は以下の通りです。
スキルアップコース概要
受講時間 約3時間
受講価格 (一人当たり)4名 ¥13,200 (税込) / 3名 ¥18,700 (税込) / 2名 ¥22,000 (税込) / 1名 ¥41,800 (税込)
機体 レンタル機
このコースでは初心者からベテランのパイロットの方々までスキルアップやDJI CAMPの修了を目指している方向けのコースです。
複数人数による割引があるので、会社などで一緒に参加するかたがいればよりお得に受講できるものになっていますね。
最後に
いかがだったでしょうか。
今回は、DSLドローンスクールについてご紹介させていただきました。
JUIDA(ジュイダ)認定校で且つNPO法人が運営している珍しいスクールで、指導者も日本に11人しかいないRCK (日本ラジコン電波安全協会)のインストラクターという点が特徴的なスクールですね。
気になった方は是非チェックしてみてください。
それではまた次の記事でお会いしましょう。