今回は『拝島ドローンスクール』の体験会のお話をしたいと思います。
まずはそのスクール概要からお話ししアクセスや体験講習内容、取得できる資格、コース紹介、などなど様々な角度からお伝えしていきたいと思います。
Contents
スクール概要
まず初めに、スクール概要について説明したいと思います。
拝島ドローンスクールは、東京では初の拝島自動車学校が運営するスクールです。
自動車教習所で蓄積した教育ノウハウを生かして充実した施設と講師陣を兼ね備えたスクールになっています。
ここでは、JUIDA(ジュイダ)の資格習得を目指します。
定められたカリキュラムを終了すると、JUIDA(ジュイダ)無人航空機操縦技能とJUIDA(ジュイダ)安全運航管理者証明証を短期間で取得することができます。
アクセス
拝島ドローンスクールの事務局自体は、東京都福生市にあります。
最寄駅は拝島駅(JR青梅線・五日市線・八高線・西武拝島線)で、北口から徒歩約5分のところにあります。
拝島ドローンスクールは、座学のみ拝島自動車学校の施設を利用しています。
実技は、『東京サマーランド』にある敷地もしくは『奥多摩の廃校跡地』を利用するとのこと。
東京サマーランドへは、京王八王子駅からバスで約35分、もしくはJR八王子駅(JR中央線・JR中央本線JR横浜線)からバスで約30分、JR秋川駅であれば、バスで約10分ほどで到着でき、奥多摩の廃校へは車で行けるとのことです。
サマーランドの練習では、館内ではなく広い駐車場を利用するそうで、奥多摩での練習では広いグラウンドと体育館を使用するそうです。
奥多摩の練習場に関しては、午前の体育館と午後のグランドを卒業生に無料で開放しているなど、充実した卒業サポートの一つとして人気だそうです。
体験講習内容
ここでは体験講習内容についてお話ししたいと思います。
施設に到着すると、自動車講習の受付で声をかけ、しばらくすると別室にて体験講習会を受けることができました。
自動車学校の教室を使用して行うため、空調や施設も非常にしっかりとしていました。
詳しい体験講習会の流れは大きく3つあります。
体験講習内容
- ドローン市場について
- 拝島ドローンスクール・カリキュラム紹介
- 練習に使用する実機紹介
まず、『ドローン市場について』は、近年のドローン事業周辺の市場分析から説明していただきました。
現在のドローン市場は。『空撮、測量、インフラや設備の点検、農業(農薬散布や精密農業)、物流、屋内業務(工場や倉庫)、警備、災害調査』などの様々な用途で利用されている点を紹介していただきました。
次に、『拝島ドローンスクール・カリキュラム紹介』です。
拝島ドローンスクールがJUIDA(ジュイダ)認定のスクールである点や、JUIDA(ジュイダ)の資格である『操作技能認定証』や『安全運行管理者認定証』についての説明を受けました。
また、コースに合わせて、費用やスクールの特徴も教えていただき、他のスクールとの違いがよくわかるような説明を受けました。
最後に、『練習に使用する実機紹介』です。
説明会の教室にはDJIの空撮用ドローンがあり、実際に触れながらドローンの仕組みや試験内容について詳しく教えていただきました。
説明が終わると質問を受け付けてくれ、最後まで丁寧に説明してくださいました。
横田基地が近くにあるという理由で、ドローン操縦体験は行えてはいないとのことでしたが、総じて、とても丁寧な対応をしてくださいました。
取得できる資格について
冒頭でお伝えしたとおり、拝島ドローンスクールはJUIDA(ジュイダ)認定のスクールです。
後ほどご紹介する『拝島ドローンスクール』が定めるカリキュラムを終えるとJUIDA(ジュイダ)が発行する資格を習得権利を得ることができます。
JUIDA(ジュイダ)とは、一般社団法人日本UAS産業振興協議会の頭文字をとってつけられた団体で、日本におけるドローン事業の発展に寄与する協会です。
無人航空機システム(UAS)の発展に寄与するために設立された団体で、その教育を支える活動の一つに資格の交付があります。
そんなJUIDA(ジュイダ)は、大きく二つの資格を発行しています。
一つ目が、『操縦技能証明証』です。
これは、無人航空機を安全に飛行させるための知識と操縦技能を有する者に与えられる証明証で、操縦技能を認める資格になります。
ドローンをマニュアルで操縦するにおいて、必要な技能を身に付けた証明になります。
二つ目が、『安全運航管理者証明証』です。
これは、無人航空機の運航に関わる十分な安全と法律の知識を有し、飛行業務の安全を管理する者に与えられる証明証です。
この資格はその名の通り、ドローンの安全な運行管理に必要な周辺知識の技能を有する証明証です。
この二つのJUIDA(ジュイダ)の資格は、申請料と年間の更新手数料がかかります。
料金は以下の通りです。
手数料一覧
- 操縦技能証明証交付申請手数料…22,000円(税込)
- 安全運航管理者証明証交付申請手数料…16,500円(税込)
- 個人準会員年会費…5,000円(税込)
※公式HPより
既に所有している人も、更新を忘れないように気をつけてくださいね。
コース紹介
続いて、コースを紹介します。
先ほど紹介したJUIDA(ジュイダ)の資格を取得するため、拝島ドローンスクールでは全部で三種類のコースがあります。
操縦技能&安全運航管理者取得コース
まず最初に総合コースです。
無人航空機操縦技能認定証明証に加え、安全運航管理者証明証が取得できるコースになっています。
期間は合計2.5日間で、座学が9時間、実技が11時間という内容になっています。
費用は税込み259,600円で、この中に試験料金と練習用ドローンの貸出料が含まれています。
対象年齢は20歳以上です。
無人航空機操縦技能コース
続いて、無人航空機操縦技能コースです。
その名の通り、無人航空機操縦技能認定証明書だけの取得を目指したコースになっています。
所用日程は2日間で、座学が6時間、実技が11時間です。
費用は税込217,800円で、こちらも試験料と貸し出しが含まれております。
対象年齢は16歳以上で、未成年の方は親権者の同意書が必要です。
安全運航管理者取得コース
こちらも同じように、安全運行管理者の資格を取れるコースになっています。
所用日程は3時間の座学で、費用は税込41,800円です。
対象は、20歳以上で、JUIDA(ジュイダ)無人航空機操縦技能証明証の取得者であることが条件となっています。
スクールの特徴
ここでは拝島ドローンスクールの特徴についてお話ししていきたいと思います。
拝島ドローンスクールの特徴は三つあり、以下の通りです。
1 | 『2.5日間という短期間で修了できるスクール』 | 『無人航空機操縦技能認定証明証』の取得なら2日間、安全運航管理者証明証であれば半日、両方合わせても2.5日間での資格取得が可能なので、忙しい方にとっては嬉しいカリキュラムだと言えそうです。 |
2 | 『自動車教習所が運営しているため指導が丁寧で安心』 | 普通自動車免許をはじめ、様々な交通免許の教習を行なっている拝島ドローンスクールだからこそ、生徒への指導方法や、ドローンに関係する交通ルールなど様々な点で信頼がおけますよね。 |
3 | 『様々な年代が通っており、女性も多い』 | このスクールの口コミを調べてみると、職業も使用目的も多種多様で、幅広い世代の方々が通っていることがわかります。また、最近では女性の受講者も増えているそうなので女性の方々にとっても安心です。 |
やはり、中でも自動車教習所を運営していることの強みが発揮されていると言えるでしょう。
卒業前・後の手厚いサポート
ここでは拝島ドローンスクールにおけるサポート体制・特徴をお伝えしていきたいと思います。
特徴は以下の4点です。
1 | 飛行申請書類作成を手伝ってくれる | 卒業後、ドローンの操縦に許可申請が必要な場面において必要になるこの飛行申請書類ですが、初心者が最初みた時には何をどのようにして良いかわからないことが多いためありがたいサポートと言えます。 |
2 | トイドローン『TELLO』をプレゼント | ホビー用ドローンとしてはDJI(ディージェーアイ)と並ぶ人気の『TELLO』なので、自宅での練習機として使用できるのは嬉しいですね。先着10名に入れなかったとしても、受講練習中のドローン機体はこのキャンペーンとは別で貸し出しされるようなので、そこに関しては安心して大丈夫です。 |
3 | 受講中のドローンの破損、対物への損害についても保険が適用される | 各受講費用にはドローン保険の料金も含まれています。そのため、練習中、万が一ドローンを壊してしまったり、建物などに傷をつけてしまってもで万が一の時でも安心です。心置きなく練習に取り組むことができるのは、技術の向上にも繋がるので良い点だと考えられます。 |
4 | 卒業後練習コートを無料貸し出し | 卒業後には、奥多摩にある廃校を利用した練習場に無料で何回でもきて良いことになっています。そのため、実技を重視すべきドローン操縦においても何度も練習できることで卒業後にさらにスキルアップを図ることができます。 |
入学前や卒業後でも、生徒に対して充実したサポートを行なっている点が非常に魅力的だと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、拝島ドローンスクールについてその体験講習会の内容を踏まえてご紹介いたしました。
このスクールは、自動車教習所運営の丁寧な指導と充実したサポートが整ったスクールだと言えます。
気になった方はぜひチェックしてみてください。
これからもドローンに関する記事を配信していくのでそちらも合わせてご覧いただければ幸いです。
それではまた。