今回は、東京で初めて自動車教習所が運営している『拝島ドローンスクール』について紹介していきたいと思います。
まずはそのスクール概要からお話しし、取得できる資格、コース、アクセス、など順に説明していきます。
Contents
スクール概要
最初にスクール概要についてです。
拝島ドローンスクールは、拝島自動車教習所が運営しているドローンスクールで東京では初の自動車学校が運営するスクールなんですね。
自動車教習所ならではの充実した施設と講師陣で、JUIDA(ジュイダ)の資格習得を目指します。
場所は、東京の福生市・あきる野市にあり、都心からでも電車で45分くらいのようです。
取得資格としては、JUIDA(ジュイダ)無人航空機操縦技能とJUIDA(ジュイダ)安全運航管理者証明証で、それぞれ二日と半日という短期間で取得することができます。
このようなコンパクトな時間の中でも、国土交通省の飛行許可申請の際に必要な10時間の飛行実技はカリキュラムに含まれているので、安心して通うことができそうですね。
取得できる資格について
拝島ドローンスクールはJUIDA(ジュイダ)認定スクールです。
このJUIDA(ジュイダ)とは、一般社団法人日本UAS産業振興協議会のことで2014年7月に発足した日本のドローン事業の発展を担う協会です。
ドローン産業発展へ向けて様々な取り組みを行っており、その中にドローン資格の交付とスクール認定があります。
このスクールではJUIDA(ジュイダ)の二つの資格の習得を目指しています。
一つ目が、「JUIDA(ジュイダ)無人航空機操縦技能証明証」です。
これは、無人航空機を安全に飛行させるための知識と操縦技能を有する者に与えられる証明証です。
二つ目が、「JUIDA(ジュイダ)安全運航管理者証明証」です。
これは、無人航空機の運航に関わる十分な安全と法律の知識を有し、飛行業務の安全を管理する者に与えられる証明証です。
コース
上記で紹介した資格を取得するため、拝島ドローンスクールでは全部で三種類のコースがあります。
操縦技能&安全運航管理者取得コース
まず最初に総合コースです。
無人航空機操縦技能認定証明証に加え、安全運航管理者証明証が取得できるコースになっています。
期間は合計2.5日間で、座学が9時間、実技が11時間という内容になっています。
費用は税込み259,600円で、この中に試験料金と練習用ドローンの貸出料が含まれています。
対象年齢は20歳以上です。
無人航空機操縦技能コース
続いて、無人航空機操縦技能コースです。
その名の通り、無人航空機操縦技能認定証明書だけの取得を目指したコースになっています。
所用日程は2日間で、座学が6時間、実技が11時間です。
費用は税込217,800円で、こちらも試験料と貸し出しが含まれております。
対象年齢は16歳以上で、未成年の方は親権者の同意書が必要です。
安全運航管理者取得コース
こちらも同じように、安全運行管理者の資格を取れるコースになっています。
所用日程は3時間の座学で、費用は税込41,800円です。
対象は、20歳以上で、JUIDA(ジュイダ)無人航空機操縦技能証明証の取得者であることが条件となっています。
アクセス
拝島ドローンスクールの事務局自体は、東京都福生市にあります。
最寄駅は拝島駅(JR青梅線・五日市線・八高線・西武拝島線)で、北口から徒歩約5分のところにあります。
この事務局では、主に座学の講習をうける場所として使用されます。
実技は、『東京サマーランド』にある敷地を使用します
ここへは、京王八王子駅からバスで約35分、もしくはJR八王子駅(JR中央線・JR中央本線JR横浜線)からバスで約30分、JR秋川駅であれば、バスで約10分ほどで到着できます。
スクールの特徴
ここでは拝島ドローンスクールの特徴についてお話ししていきたいと思います。
拝島ドローンスクールの特徴は三つあります。
まず一つ目は、『2.5日間という短期間で修了できるスクール』という点です。
『無人航空機操縦技能認定証明証』の取得なら2日間、安全運航管理者証明証であれば半日、両方合わせても2.5日間での資格取得が可能なので、忙しい方にとっては嬉しいカリキュラムだと言えそうです。
次に、『自動車教習所が運営しているため指導が丁寧で安心』という点です。
普通自動車免許をはじめ、様々な交通免許の教習を行なっている拝島ドローンスクールだからこそ、生徒への指導方法や、ドローンに関係する交通ルールなど様々な点で信頼がおけますよね。
続いて『様々な年代が通っており、女性も多い』という点です。
このスクールの口コミを調べてみると、職業も使用目的も多種多様で、幅広い世代の方々が通っていることがわかります。
また、最近では女性の受講者も増えているそうなので女性の方々にとっても安心です。
特徴まとめ
- 『2.5日間という短期間で修了できるスクール』
- 『自動車教習所が運営しているため指導が丁寧で安心』
- 『様々な年代が通っており、女性も多い』
万全なサポート体制
ここでは拝島ドローンスクールにおけるサポート体制や、特典、お得な情報をお伝えしていきたいと思います。
まず最初に、充実したサポートという意味で飛行申請書類作成を手伝ってくれるというものがあります。
卒業後、ドローンの操縦に許可申請が必要な場面において必要になるこの飛行申請書類ですが、初心者が最初みた時には何をどのようにして良いかわからないことが多いためありがたいサポートと言えます。
そして、公式HPを見ると先着10名にドローン期待である『TELLO』をプレゼントするというサービスもあるようです。
ホビー用ドローンとしてはDJI(ディージェーアイ)と並ぶ人気の『TELLO』なので、自宅での練習機として使用できるのは嬉しいですね。
先着10名に入れなかったとしても、受講練習中のドローン機体はこのキャンペーンとは別で貸し出しされるようなので、そこに関しては安心して大丈夫です。
続いて、受講中のドローンの破損、対物への損害についても保険が適用される点です。
各受講費用にはドローン保険の料金も含まれています。
そのため、練習中、万が一ドローンを壊してしまったり、建物などに傷をつけてしまってもで万が一の時でも安心です。
心置きなく練習に取り組むことができるのは、技術の向上にも繋がるので良い点だと考えられます。
サポート体制・特典まとめ
- 飛行申請書類作成を手伝ってくれる
- 『TELLO』をプレゼント
- 受講中のドローンの破損、対物への損害についても保険が適用される
飛行申請について
さて、ここでは先ほど少し言及した飛行申請についてお話ししていきたいと思います。
ドローンの操縦に制限が設けられている場所では、基本的にドローン操縦の飛行申請を提出する必要があります。
これは航空法によって決められているもので、違反した場合処罰もあるので注意しましょう。
飛行申請について〜航空法〜
航空法第132条に定める「飛行禁止空域」における飛行や同132条の2に定める「飛行の方法」によらない飛行を行おうとする場合、飛行開始予定日の少なくとも10開庁日前までに、申請書類を提出してください。ただし、申請に不備があった場合には、審査に時間を要する場合もあるため、飛行開始予定日の10開庁日前からさらに、期間に相当の余裕をもって申請してください。
※国土交通省HPより
上記が、細かな航空法についての説明です。
申請時に必要なポイントとして2つあるので紹介したいと思います。
まず一つ目は、操縦スキル、二つ目はドローンに関する専門の知識があることです。
これらは、条件として10時間以上の操縦練習をしている項目を満たしているかどうかというものと、航空法や条例などを学習したものかを問われています。
しかし、スクールを終了した証明証があれば誰でもこの条件をクリアしたものとして判断されるので、その面で見てもスクールに通い資格を習得するメリットがあると言えますね。
もちろん、拝島ドローンスクールでのカリキュラムを終了した方はこの条件に当てはまります。
加て、先ほど紹介した申請時のサポート体制もあるのでわからないことがある場合はすぐにスタッフの方に尋ねると良いでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、拝島ドローンスクールについてご紹介いたしました。
このスクールは、自動車教習所運営の丁寧な指導と充実したサポートが整ったスクールだと言えます。
気になった方はぜひチェックしてみてください。
これからもドローンに関する記事を配信していくのでそちらも合わせてご覧いただければ幸いです。
それではまた。