ドローンパイロット(操縦士)年収

気になるドローン操縦士(パイロット)の年収は?仕事の種類や難易度など徹底解説!

皆さんこんにちは。

ドローン操縦士のドロ助と申します!

今回は、皆さん気になるドローン操縦士の年収についてご紹介できればなと考えております。

ドローン市場はこれからますます拡大していくからこそ、知っておいて損はない情報なんです。

まだドローンについて詳しくない初心者の方も、ドローン操縦に慣れているがいまいち稼ぎに繋げられない方も、このブログを見ればこれからのキャリアについて参考にできると思いますので、是非ご覧ください!

それではさっそくみていきましょう〜。

 

Contents

背景・市場

まず、ドローン市場の背景ですが、冒頭でお話した通り、今後ドローンマーケットは急速に拡大するという予想が出ています。

具体例として以下のようなチャートがあります。

インプレスのシンクタンク部門であるインプレス総合研究所が発表した情報では、最新の国内ドローンビジネス市場は2025年度までに約6500億円規模まで拡大するとのこと。

 

参考:インプレスドローンビジネス報告書2020より

同書は、ドローンに関する市場動向、ビジネス動向、行政、技術、法律や規制、課題、展望などを多角的に分析されたものです。

今後約2.5倍もの規模になるドローン市場はまさに、ドローン操縦士(パイロット)にとって朗報といえるでしょう。

市場が展開するとそのサービスの有り様も多岐に渡るので今後も注目が欠かせませんね!

 

ドローン操縦士(パイロット)のお仕事

様々なサービスが展開されるドローン事業ですが、現在のお仕事にはどのようなものがあるのでしょうか。

この項目では、今現在ドローンパイロットが求められている具体的なお仕事をそれぞれ紹介していきたいと思います。

 

空撮

ドローン操縦士として一番手頃なのはやはり『空撮』です。

空撮の中には、ドローンスクールでも教わる基礎的なカメラワークや技術で業務を行えるものもあるため、初心者の方でも一歩踏み出しやすい作業なんです。

具体的には、普段カメラが届かないような位置から建物を撮影したり、景色を撮影するといった作業内容で、おそらく皆さんもテレビや動画サイトなどで、大きな建物や絶景を写した映像を何度かみたことがあると思います。

昔はヘリコプターや小型飛行機などの手間がかかった撮影でしたが、今では高画質に取れるカメラを積んだドローンによってその撮影が行われているんですね。

 

最近では、大学のキャンパス紹介や企業の自社ビル紹介なんかに使われ、そのニーズも高まっています。

ニーズがある一方で、『空撮』の問題点として案件自体を受注することが難しいところが挙げられます。

案件紹介アプリなどを活用するのも1つの手段ですが、最初のうちは企業に属したり、人脈を使う必要があるところが厄介なところといえるでしょう。

 

しかし、中には年間1億円を稼ぐ操縦士(パイロット)もいるんだとか。

とにかく大切なのは、一度案件を受注し、そのクライアントさんに気に入ってもらえたり、同じ界隈の業者さんに紹介してもらうことです。

 

ドロ助
ドローン操縦士(パイロット)のための案件紹介アプリのようなものもあるので、是非調べてみるといいよ!

 

測量

続いて、比較的行いやすい業務として『測量』があります。

正直、この技術が身につけばドローン操縦士(パイロット)として活躍する大きな分岐点になること間違いなしです。

というのも、実はドローン操縦士(パイロット)のお仕事としてニーズが多いのが土木測量なんです。

他にも、建設業者・コンサルタントや産業廃棄物業者、鉱山管理業者といった業界からニーズのある業種になります。

 

この測量という作業は、従来行われていた作業よりも効率よくかつ低コストでできるため、このあと紹介する農業業務と同じくドローンのビジネス化が進んでいる作業なんです。

実際、ドローンで測量するメリットとしては、広範囲にわたる測量が可能、3Dモデル作成ができる、価格が安い、より詳細のデータが集められると頃があるんですね。

この作業をする操縦士(パイロット)は基本的に、会社に属して作業を行うことが多いそうで、主にデータ回収役としてかわれるようです。

 

D-3PO
空中から真下にむかって見える画像をオルソ画像といい、国土地理院の情報にも応用されているんだ

 

農業

ドローンビジネスで最も革新的なのが『農業』におけるドローン作業です。

近年、少子高齢化現象や若者の田舎離れにより農業従事者のほとんどが高齢化・人手不足に陥っている状況にあるため、ドローンソリューションは希望の星なんですね。

俗にスマート農業と言われるこの業務では、『実際は、農薬の散布、肥料の散布、収穫物の運搬、種まき』などをドローンにて行っています。

従来、手作業もしくはヘリコプターや小型飛行機によって行われていたこの作業に、安くて早くて安全なドローンはぴったりのため、これから益々普及が進んでいく分野とされています。

また、契約自体も地元の農家と提携するなど個人で行えるケースもあるため、フリーランスのドローン操縦士(パイロット)でも仕事を請け負う方が多いんですね。

問題点があるとすれば、農業用ドローンの価格が100〜300万円とかなり高価なものになっている点と、多少の運転技術が伴っている必要がある点が挙げられます。

しかし、季節の移り変わりに合わせて定期的に業務が必要になる仕事のため、その条件さえクリアできれば良いビジネスになりやすいという特徴があります。

 

ドロ丸
ドローンを使って新しい農業を始める人も多いみたいだよ!

 

インフラ点検、外壁調査

続いてご紹介するのは『インフラ点検・外壁調査』です。

こちらの業務はその規模感から紹介する業務の中でも案件単価が高額なお仕事になっています。

というのも、日本は災害大国と言われるだけあって、地震をはじめとする多くの災害に見舞われやすい環境下にあります。

また、それに四季という特徴も相まって、環境と天候に付随するようにインフラ設備における欠陥が指摘されているんですね。

まさに今、インフラ点検の需要は現在進行形で高まっているところですが、その問題点として、高所な施設になればなるほど、コストと危険を伴うことが挙げられます。

サーモグラフィや画像解析の機材を積んだドローン、時には狭いところに入れる小型ドローンなどを用いて点検・調査を行うことで、リスクとコストを押さえ、効率良く作業ができるんですね。

また、そうした設備の規模感に反比例し作業は最低限どの操縦士含めた関係者で終われるため、一人当たりの配分がかなり高額になる仕組みなんですね。

 

ドロ助
道路やビルの欠陥にいち早く気付けることで未然に防げる事故もある。操縦士は貴重な存在だね!

 

インストラクター

最後に紹介するのはインストラクターです。

上記で紹介した様々なドローン業務を行うにあたって、その習得場所は欠かせませんよね。

以前紹介させていただいた、JUIDA(ジュイダ)やDPA(ディーパ)の認定するスクールでは、そうした技術を学べるコースがあるんです。

そして、このスクール自体、技術ある操縦士さんたちが勤められる場所そのものでもあるんですね。

初心者に教えるコースから、実際に空撮を指導するコース、また農業用ドローンを扱うコースなど様々あるので、自分が教えられる環境に身を投じてみてはいかがでしょうか。

今現在、さらにドローンスクールが増えているので、安定感も含めおすすめのお仕事ですね。

 

D-3PO
教えるのが好きな人にはぴったりだ!ドローン好きの交流の場にもなるよな!

 

ドローンパイロット(操縦士)の年収

ドローンパイロット(操縦士)の一般的な年収

さて、このブログのタイトルにもありましたが、ここからは年収をご紹介したいと思います。

ドローン操縦士という仕事は、ご紹介した通り様々なケースがあります。

その作業の違いや、会社に所属するケースやフリーランス、新人から玄人まであらゆる要素が年収に関わってくるんですね。

なのでここでは、全体の平均年収をお伝えし、所属形態や経験値、業務別報酬に合わせて各年収をお伝えできればなと考えております。

 

まず最初に、企業に所属する新人のドローン操縦士(パイロット)の給料についてお話しします。

ネットの口コミの情報では、測量を行う会社や、物流関係の会社に所属している新人ドローン操縦士(パイロット)さんの平均月収は20~23万円とのことでした。

これをボーナス無しで年収換算すると240万円〜276万円という感じになります。

その後、作業が順調に慣れ始め、経験を積んだ方の口コミでは、35万円~40万円あたりの給料で安定しているとのことでした。

つまり、測量や物流会社に所属している方で実績がある方の年収は420万円〜480万円くらいが想定されます。

その他の業種の口コミをまとめると、測量技術者が350万〜600万円、太陽光発電所保守要員が300万~550万円、ドローンスクール技術指導員・講師が276万~450万円という結果になりました。

 

以上のことから、

日本においてドローンのスキルが活かせるポジションの平均年収は、250万円〜600万円ということになります。

しかし、この数字はあくまで現在の状況ですので、今後市場が確実に拡大していくドローンマーケットでは更なるキャッシュポイントが見込めそうですね。

その証拠として、海外では多くの大企業がドローンの投資に積極的だということもあり、最近ではアマゾンなどもその開発に力を入れていますよね。

そのため、海外の操縦士の中には年収が1千万円を超えるという事例もあり、日本でもトップの操縦士(パイロット)は年収1億円の方もいらっしゃるみたいですね。

 

ドロ助
まさに、ドローンは好きを仕事にできるんだね!

 

次元の違う給料を稼ぐ可能性のある外壁調査

ドローンパイロット(操縦士)の一般的な給料は上記の通りですが、実は外壁調査は高度な操縦スキルを必要とする分、将来的に年収

 

一億円

 

稼げる仕事になりうると言われています。

 

ドロ助
ふぁ!

 

と叫ばれた方も多い方と思います。

ですが、数字でちゃんと見てみるとあながち間違ったことを言っている訳でないことは良く分かると思います。

まず前提としてドローンを使った外壁調査は従来の人海戦術型の完全なる上位互換です。

仮に一回あたり100万円で、あなたがドローンのでマンション外壁調査を行ったとしてかなり多めに見積もって、その他費用が50万かかったとしましょう。

 

ドローンを使った外壁調査は1日もあれば、行えますよね?

普通のサラリーマンのように20日働いたとします。

50万✖️20日はいくらでしょうか?

1,000万円です。

年収ではなく、月収ですよ。

年収に直すと1000万円✖️12ヶ月で12,200万円です。

我々はブラックストーンズグループか何かに勤めているのでしょうか?

いいえ。

ドローンパイロット(操縦士)はそれほど稼げる、そう言う時代になった言うことです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、ドローン市場の予想から、具体的な業務内容、それらに基づく年収についてお話し致しました。

いずれにせよ、これから確実に伸びるマーケットに乗ることが大切になることがわかったと思います。

ドローンの可能性は無限大なので、最初は趣味として楽しみ、その後副業にでき、最終的にはそれを生業としていけるチャンスがあるということですね。

 

また一番覚えて欲しいことは、「今後ドローンパイロット(操縦士)は1億稼ぎうる」仕事になってきたと言うことです。

 

皆さんも是非、この波に注目し、どの技術を生かしてみてはいかがでしょうか。

それではまた次の投稿で〜。

おわりに

「職業」としてのドローンパイロットの今後とドローンマーケットを研究している私がドローンスクールを

  • 受講形式
  • アフターサポート
  • 認定資格
  • 費用

という観点からおすすめ順にランキング形式で纏めました。

参考になると思いますので、是非ご覧いただければと思います。

 

 

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