今回は『株式会社J DRONE(ジェードローン )』の体験会のお話をしたいと思います。
まずはそのスクール概要からお話ししアクセスや体験講習内容、取得できる資格、コース紹介、などなど様々な角度からお伝えしていきたいと思います。
Contents
スクール概要
まず初めに、スクール概要について説明したいと思います。
株式会社J DRONE(ジェードローン)は、東京で「ドローンのシステム開発、点検サービス、空撮サービス」などドローン事業を行なっている会社です。
元々はプリント基板などを作成するIT企業でしたが、2015年から本格的にドローン事業に転換したようです。
その事業の一角に教育支援事業があり、ドローンの基礎知識や技術を学べる「操縦士養成コース」や「安全運航管理者コース」、「DJI CAMP」だけでなく、応用操縦技能コースなど、様々なニーズに対応できる手段を一般・法人に向け提示しています。
ここで定められたカリキュラムを終了すると、JUIDA(ジュイダ)無人航空機操縦技能とJUIDA(ジュイダ)安全運航管理者証明証、DJI CAMPの資格を取得することができるんですね。
この株式会社J DRONE(ジェードローン)はまさに、ドローンをビジネス利用する人たちのためのスクールと言えます。
アクセス
J DRONE(ジェードローン)の本社は東京都の西新宿にあります。
しかし実際には、葛飾にあるDJIアリーナという練習場を使用しているんですね。
上の写真からもお分かりいただける通り非常に充実した室内施設です。
詳しい住所と各アクセス方法は以下の通りです。
アクセス
住所:『東京都葛飾区細田の3-30-13』
車のアクセス:カーナビゲーションで「葛飾細田郵便局」を目的地に設定していただき、郵便局の前の道を少し北上したところが
DJI ARENA by JDRONE TOKYOになります。駐車場は数に限りがございます。近隣のコインパーキングに止めてください。
交通機関でのアクセス:JR小岩駅北口バス停より京成タウンバス「小54」亀有駅に乗車。
細田三丁目で下車し、そこから徒歩3分となります。
※公式HPより
体験講習内容
ここではJ DRONE(ジェードローン)の体験講習内容についてお話ししたいと思います。
J DRONE(ジェードローン )では、無料説明会とドローン操縦体験会を同時に開催しています。
オンラインから手軽に申し込みをすることで、説明会の予約をすることができるようです。
上記で見た写真からもおわかりいただけるように、施設設備は充実していて空調なども非常にしっかりとしていました。
実際の体験講習会の流れは以下のような大きく4つの項目にそって行われました。
体験講習内容
- ドローンとは?
- ドローンを飛ばすときのルールとは?
- ドローンを飛ばしてみよう・さわってみよう!
- ドローン講習について
※公式HPより
まず、『ドローンとは?』という部分では、そもそもドローンについての質問から近年のドローン市場について説明いただきました。
現在のドローン市場は年々増加傾向にあり、農業分野や点検事業でのニーズから、今後新たな市場も増えるという見込みを細かくかつわかり安くご指導いただけました。
次に、『ドローン操縦ルール』では、航空法を主としたドローン操縦における規則や法律について解説していただけました。
資格の必要性や操縦時の注意点、など規則・法律の紹介に合わせて、近年の法改正の内容も教えていただきこれからのドローン資格の立ち位置がよくわかるような説明を受けました。
続いて、『練習使用する実機紹介と操縦体験』です。
ここでは、講習で実際に使用するドローンについての説明があり、簡単にその操縦体験をさせていただきました。
最後には、『コース紹介』をしていただきました。
J DRONE(ジェードローン)が主催している各種カリキュラムの説明からレッスンを紹介していただき、料金体系なども知ることができました。
また講義の最後には、質疑応答の時間もあったため、不明点を明確にすることができたことが良かったです。
取得できる資格について
JUIDA(ジュイダ)
冒頭でお伝えしたとおり、J DRONE(ジェードローン )はJUIDA(ジュイダ)認定のスクールです。
後ほどご紹介する『J DRONE(ジェードローン )』が定めるカリキュラムを終えるとJUIDA(ジュイダ)が発行する資格を習得権利を得ることができます。
JUIDA(ジュイダ)とは、一般社団法人日本UAS産業振興協議会の頭文字をとってつけられた団体で、日本におけるドローン事業の発展に寄与する協会です。
無人航空機システム(UAS)の発展に寄与するために設立された団体で、その教育を支える活動の一つに資格の交付があります。
そんなJUIDA(ジュイダ)は、大きく二つの資格を発行しています。
一つ目が、『操縦技能証明証』です。
これは、無人航空機を安全に飛行させるための知識と操縦技能を有する者に与えられる証明証で、操縦技能を認める資格になります。
ドローンをマニュアルで操縦するにおいて、必要な技能を身に付けた証明になります。
二つ目が、『安全運航管理者証明証』です。
これは、無人航空機の運航に関わる十分な安全と法律の知識を有し、飛行業務の安全を管理する者に与えられる証明証です。
この資格はその名の通り、ドローンの安全な運行管理に必要な周辺知識の技能を有する証明証です。
この二つのJUIDA(ジュイダ)の資格は、申請料と年間の更新手数料がかかります。
料金は以下の通りです。
手数料一覧
- 操縦技能証明証交付申請手数料…22,000円(税込)
- 安全運航管理者証明証交付申請手数料…16,500円(税込)
- 個人準会員年会費…5,000円(税込)
※公式HPより
DJI CAMP(ディージェーアイキャンプ)
DJI CAMP(ディージェーアイキャンプ)とは、ドローンメーカートップのDJI(ディージェーアイ)社によって設立されたパイロット教育機関の教育プログラムの一つです。
そんなDJI CAMP(ディージェーアイキャンプ)は、DJI(ディージェーアイ)製品に特化した、「 法人向けドローン操縦者育成プログラム 」を提供しているんですね。
DJI社から認定されたプロのインストラクターが、パイロットである「 DJI CAMP(ディージェーアイキャンプ)スペシャリスト 」の育成を行い、さだめられた試験の合格者に「 技能資格認定書 」を発行しています。
費用例は下記の通りです。
DJI CAMP(ディージェーアイキャンプ)費用例
コース紹介
続いて、J DRONE(ジェードローン)のコースを紹介します。
先ほど紹介したJUIDA(ジュイダ)の資格を取得するためのJ DRONE(ジェードローン)における主要2種のコースをご紹介したいと思います。
ドローン操縦士養成コース
まず、ドローン操縦士養成コースです。
このコースでは、JUIDA(ジュイダ)認定資格の『操縦技能証明証』取得を目標に、座学・屋内実習を2日、屋外実習を1日の計3日間で行います。
詳しいカリキュラム内容・価格等は以下の通りです。
カリキュラム内容『ドローン操縦士養成コース』
1日目・2日目 9:30~19:00 |
座学(6h×2) | 歴史/機種/飛行原理/課題など |
---|---|---|
国際条例/航空法/安全ガイドライン | ||
気象/電磁波 | ||
機体の構造/制御技術/GPS/通信 | ||
安全対策/点検/整備など | ||
筆記試験 | ||
屋内実習(3h×2) | 飛行練習 | |
夜間講習 | ||
3日目 9:30~16:30 |
屋外実習(4h) | 飛行練習 |
自動航行 | ||
実技試験 |
価格 | ¥217,800(税込) 銀行振り込みまたはクレジットカードでお支払い可能です。 |
---|---|
定員 | 6名 |
最小開催人数 | 3名 ※最小開催人数に満たない場合は、中止する場合がございます |
申し込み締め切り | 開催1週間前 |
※公式HPより
ドローン安全運航管理者コース
ドローン安全運行管理者コースは、JUIDA(ジュイダ)認定資格の『安全運航管理者証』取得を目指すコースです。
このコースは、ドローン操縦士養成コースの修了者でないと受講はできません。
詳しいカリキュラム内容と価格詳細は以下の通りです。
カリキュラム内容『ドローン安全運行管理者コース』
1日 10:00~16:30 |
座学(5h) | 安全の定義 |
---|---|---|
航空の安全3原則 | ||
改定航空法にみる社会が許容するリスクレベル | ||
運用 | ||
安全運行管理 | ||
筆記試験 |
価格 | ¥57,200(税込) 銀行振り込みまたはクレジットカードでお支払い可能です。 |
---|---|
定員 | 6名 |
最小開催人数 | 3名 ※最小開催人数に満たない場合は、中止する場合がございます |
申し込み締め切り | 開催1週間前 |
※公式HPより
最後に
いかがだったでしょうか。
今回は、J DRONE(ジェードローン)についてその体験講習会の内容を踏まえてご紹介いたしました。
このスクールは、ドローン事業会社のノウハウを生かしたビジネス利用する人たちのための実践的スクールだと言えます。
気になった方はぜひチェックしてみてください。
これからもドローンに関する記事を配信していくのでそちらも合わせてご覧いただければ幸いです。
それではまた次回の記事でお会いしましょう!