ドローンスクール

ドローンのビジネススクール?!国土交通省管理団体『ドローン大学校』について徹底解説!

今回は、国土交通省の管理団体である『ドローン大学校』についてご紹介いたします。

まず初めに、そのスクール概要から話し、スクールの魅力、キャンパス紹介、の順に説明したいとおもいます。

 

ドローン大学校とは

ドローン大学校

ドローン大学校は、これからのドローン市場の拡大を見据え「点検・農業・物流」での活躍を視野に入れた操縦士(パイロット)を育てるドローンスクールです。

2016年に東京キャンパスが設立され、現在までに約20校が開校しています。

このスクールの特徴はなんといっても、ビジネスの現場で生きるスキルを習得することを目標にしているところです。

他のほとんどのドローンスクールが教育カリキュラムに導入しているのは「空撮」分野です。

しかし、このスクールでは日本のドローン市場の分野別予想で市場成長が低いと見積もられている空撮ではなく、成長が予想されている「点検・農業・物流」での展望を踏まえた技術習得を目指しています。

 

このスクールの魅力

ポイント イラスト

続いてこのスクールの魅力についてお話ししたいと思います。

 

国土交通省認定の管理団体であること

まず一つ目は、国土交通省認定の管理団体であることです。

実は、この一般社団法人ドローン大学校は全国に57ある「国土交通省航空局ホームページに掲載されている講習団体を管理する団体」の一つなんです。

国土交通省承認のスクールはたくさんありますが、この管理団体は直接国土交通省が管理しているということで希少なんですね。

このスクールを終了することで、技術認定証を取得することができ、その認定証を用いると申請が簡易化されるというメリットがあります。

 

ビジネスを視野に入れたドローンのビジネススクール

ドローン大学校では、指導目標を「ドローンビシネスのご指導をするスクール」というようにしています。

ドローンの操縦スキルを単なる趣味で終わらせるのではなく、ビジネスで使用するような大型機を操縦する際も困らない知識と技術を養うためのカリキュラムが設定されています。

 

充実したセミナーを開催

ビジネスを視野に入れたスクールではありますが、初心者の方でも安心して通えるようなサービスも展開している点も魅力の一つです。

ドローンやドローンビジネスについて学習したいという初心者の方向けの4時間の少人数制セミナーを開催しています。

ここでは、高額なスクール費を払うのではなくスタンダードな知識を学ぶ場としてリーズナブルな値段で開かれてるんですね。

受講にあたり、ドローン大学校の理事長作の「マンガでわかるドローン」という教材を使用するそうです。

馴染みやすいマンガを用いながら理事長本人が『ドローンの歩み、ドローン関連法令、ドローンの利活用、ドローン市場の予測に加え、ドローンスクールの選び方や当校のカリキュラム』についてセミナーを行うようです。

価格は5000円で、講義は4時間、価格には書籍の料金も組まれているようです。

 

カリキュラム内容と受講料

講習会

さて続いてカリキュラムと受講費用についての説明です。

 

カリキュラム内容

具体的なカリキュラムは以下の通りですが、大きく分けて4つのフェイズがあります。

まず、オリエンテーションです。

オリエンテーションでは、セミナーと同様、ドローンについての簡単な紹介から、練習用トイドローンの説明などを受けます。

続いて、座学です。

座学では、航空法やそれに関連する条例など、ドローンにまつわる法規制を学ぶカリキュラムになっています。

また、ドローンを操縦する申請証の様式も教えてもらえるので、卒業後を意識したカリキュラムだと言えそうですね。

順番は前後しますが次に、実技講習があります。

マニュアル操作とGPSを使用した操作を順に練習し、それぞれの感覚を身につけるものになっています。

実際には、GPSが使用でき安定した環境で操作することが多いドローンですが、環境によっては手動で操作しなければならないので、そうした際にもこのマニュアルでの操作技術が役に立ってきます。

また、DJI   GS  PROを学ぶ機会もあり、コントローラーではなくクラウド上での飛行プランニングに合わせた飛行操作を学ぶことができます。

最後に試験です。

試験では、実技の修了試験と学科の終了試験の二つがあります。

これらを終了することで、技能認定証である『UAS OPERATOR CERTIFICATE』を取得できるようですね。

以下カリキュラムの詳細です。

 

カリキュラム内容

INTRODUCTION ① 学科予習のポイント
② 操縦モード選択
③ トイドローン練習のポイント
OPENING ① オリエンテーション
② 「テキスト&マンガでわかるドローン」の解説
③ アンボックス(機体開封)
・DJI Phantom 4 同梱物
④ DJI GO4解説
⑤ トイドローン検定
REGULATION ① 小型無人機等飛行禁止法
・対象機体・地域
② 航空法および航空法施行規則
・遵守事項となる飛行の方法
・許可が必要となる空域
・承認が必要となる飛行の方法
③ 道路交通法など他の法令・条例
・総務省ガイドライン
・民法・刑法
・道路交通法
・海上交通安全法・港湾法・港規法
・河川法・都市公園法・条例
・廃棄物処理法
・電波法
④ 無人航空機の飛行に関する許可・承認の審査要領
・様式1・様式2・様式3
MANUAL ① 国土交通省 飛行マニュアル①・②・(空中散布)・(研究開発)
② DJI無償付帯賠償責任保険
③ 国土交通省 ドローン情報基盤システム
・包括申請
・飛行情報共有機能
④ DJI マニュアル
・DJI Phantom 4 クィックスタートガイド
・DJI Phantom 4 ユーザーマニュアル
・DJI インテリジェントフライトバッテリー安全ガイドライン
・DJI Phantom 4 シリーズ免責事項と安全に関するガイドライン
⑤ 学科修了検定解説
⑥ 安全運航管理修了検定解説
GPS FLIGHT ・飛行前・飛行後点検
・コンパスキャリブレーション
・実技修了検定デモ飛行
・GPSモード操縦訓練
ATTI FLIGHT ・ATTIモード操縦訓練
・実技修了検定(ATTI)
・目視外飛行訓練
・夜間飛行訓練
FLIGHT TEST ・実技修了検定(ATTI)
AUTO FLIGHT ・高高度飛行操縦訓練
・遠方飛行操縦訓練
・ハンドリリース & ハンドキャッチ
・インテリジェントフライトモード(IFM)操縦訓練
・DJI GS PRO 操縦訓練
・IMU キャリブレーション
DESK TEST ・学科修了検定
・学科修了検定解説
・運航管理修了検定

公式HPより

 

受講料について

HPに記載が無いため、クチコミにはなりますが、入校料が9万円で、受講料が30万円とのことです。(※税別)

ぱっと見ではかなり高額にも思えますがこの入校金・受講料に含まれるものには以下のものがあります。

費用に含まれるもの

① 講義・実習受講料
② 施設利用料
③ テキスト・ファイル等教材料
④ 教習機体料(機体付きプランのみ)
⑤ 自宅教習用機体料
(Ryze Tello+GameSir T1d+バッテリー 3本+充電ハブ)
⑥ 講義・実習時の食事代(10食×1,000円程度)
⑦ 帽子・ストラップ・IKEA製ビニールバック

※公式HPより

また、口コミによるとさらに細かな費用が含まれていました。

 

口コミによる費用内容

①JUIDA操縦技能証明証取得のための講義受講料・実技実習料・検定(学科・実技)試験料
②JUIDA安全運航管理者証明証のための講義受講料
③ドローン大学校監修「操縦技能証明証 安全運航管理者証明証の教科書」
④DJI PHANTOM(H4-3D)+ DJI純正プロペラガード
⑤ジーフォースX300C FPV(トイドローン)
⑥ドローン大学校オリジナルキャップ・プロポストラップ・修了証・2mm六角ドライバー
⑦校外実技実習施設までのレンタカー代・高速代・燃料代(名古屋キャンパスは宿泊代も含む)
⑧補講や再試験が必要な際の講義受講料・実技実習料・検定試験料
⑨修了後、自走による屋外実技実習への参加料

※口コミより

上記との違いは、野外講習時の交通費の補助や使用機体といったところでしょうか。

いずれにせよ、入会時に支払う額は高額だが、そのご必要になる機材や手当までカバーされている金額だと言えそうですね。

 

取得できる資格について

ドローン 技能認定証イラスト

最後に、取得できる資格についてお話しいたします。

結論ドローン大学校では、民間資格である「JUIDA 操縦技能証明証」と「JUIDA 安全運航管理者証明証」を取得することができます。

東京・名古屋・大阪・瀬戸内・博多の各キャンパスにおいて、それぞれ定められている開講する実技・運航管理・学科の全カリキュラムを受講し、実技修了検定・運航管理修了検定・学科修了検定の3つの修了検定に合格すると、技能証明証がもらえる形式ですね。

このJUIDA(ジュイダ)の資格については別の記事で詳しく紹介させていただいているのでそちらをご覧ください。

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上記のように、このドローン大学校の定められたカリキュラムを終了することで、国土交通省認定団体のJUIDA(ジュイダ)のドローン技能認定証がもらえるというわけです。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、ドローン大学校についてご紹介させていただきました。

実はビジネスでの利用を一番意識しているスクールなだけあって、とある口コミでは『日本一ストイックなドローンスクール』と言われています。

それゆえ、受講生に対しては手厚い授業があるということなので、気になった方がいたらぜひチェックしてみてください。

それではまた、次の記事でお会いしましょう。

おわりに

「職業」としてのドローンパイロットの今後とドローンマーケットを研究している私がドローンスクールを

  • 受講形式
  • アフターサポート
  • 認定資格
  • 費用

という観点からおすすめ順にランキング形式で纏めました。

参考になると思いますので、是非ご覧いただければと思います。

 

 

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