今回は、『DBS(ドローンビジネススクール)東京校』の「外壁調査基礎コース」についてご紹介していきたいと思います。
まず、DBS(ドローンビジネススクール)東京校について、続いて外壁調査とは、「外壁調査基礎コース」の概要について、カリキュラム内容、受講費用、の順にお伝えいしていきたいと思います。
Contents
DBS(ドローンビジネススクール)東京校について
まず初めにスクール概要についてお話しいたします。
DBS(ドローンビジネススクール)東京は、ドローンを使ったビジネスを展開しているスカイエステート株式会社が運営するドローンスクールで、場所は東京都江戸川区にあります。
このスクールを一言でいうと『ドローン操縦士資格が素早く取得でき、卒業後も手厚いサポートがある国内最大級のスクール』です。
国内受講生数No. 1の実績があるこのスクールでは、最短2日で国土交通省認定資格が手に入るだけでなく、資格取得後の就活までサポートしていることが最大の魅力です。
実践形式を重んじたDPA(ディーパ)のカリキュラムに加え、ビジネスでの利用を目的とした手厚いサポート体制もあるので、初心者の方でも圧倒的な技術力を養えるスクールと言えそうです。
外壁調査とは
続いて外壁調査についてご紹介いたします。
外壁調査とは、『建物の劣化診断における一部の調査』のことを指しています。
日光や雨、風などの気候状況や環境による風化によって次第に劣化していく壁面は、築年数や風化具合に応じて点検をする必要があります。
具体的な例としては、壁面のひび割れ、外壁表面に白い粉のようなものが浮き出る白華現象、表面のタイルの浮きなどで、それらを点検を通じて発見・修正する必要があるんですね。
この外壁調査なのですが、建物の安全を決める要因なだけあって、実は法律でも定められています。
平成20年に定められた建築基準法では、竣工後もしくは外壁改修等から10年が経過した時点で、必ず行われなければいけないことになっているんです。
その重要性から、須く多くの建築物が行われなければいけない外壁調査ですが、その規模ゆえに調査は難しいんですね。
そこで、「安い・早い・安全」と三拍子揃っていることが魅力のドローンによる外壁調査がに注目が集まっているんです!
参考:ドローン外壁調査とは
ドローン外壁調査とは、近年注目されている調査方法で、ドローンに赤外線カメラと可視カメラを搭載し、建物の壁やタイルの劣化などの状態を調べる仕事 です。特殊建築物(※1)等の定期報告において、従来から用いられている「打診法」のほかに、ドローンで撮影した赤外線画像の調査結果も、国土交通省(※2)から調査報告のエビデンスとして認められています。 定期報告は10年ごとと義務づけられており、ドローン外壁調査は、定期的で安定した仕事として受注が見込まれます。
※1:多数の人が集う建築物(映画館など)や衛生上・防火上特に規制すべき建築物
※2:建築指導課 建築物防災対策室 東京都都市整備局市街地建築部 建築企画課 建築安全担当
※DBS(ドローンビジネススクール)東京校公式HPより
具体的なドローン外壁調査のメリットは以下の通りです。
- 調査コストを抑えられる足場を組む必要がない。
- 高所作業車を調達する必要がないためその分のコストを抑えることができる。
- 短期間で調査できるドローンを使用するので作業が非常にスピーディ。
- ドローンに搭載するのは、品質の高い調査が可能高解像度なので、精度の高いデータを取得することができる。
- テクノロジーとベテラン調査員を掛け合わせることで、外壁のひび割れや膨れなどのほか、雨漏りの原因まで特定できるなど高品質な調査が可能。
- 調査員が高所で作業する必要がなくなるため、安全面でのリスクが減る。
この様に、ドローンによる外壁調査はメリットが多いため、企業だけでなく地方自治体からもその信頼を集めているんです。
概要:「外壁調査基礎コース」
ここでは、上記で見たような『ドローン外壁調査』が実践形式で学べる、DBS(ドローンビジネススクール)東京校の『外壁調査基礎コース』についてご紹介いたします。
このコースの魅力はなんといっても、国内No.1の調査実績を誇る現役パイロットが創設した、超実践型カリキュラムという点です。
- 「ドローンスクールを卒業したもののビジネスに至っていない」
- 「仕事でドローンを活かしたい」
- 「ドローンを使用したビジネスをしたい」
このような方々にぜひおすすめしたいコースになっています。
上記で説明したドローンによる外壁調査では、産業用ドローンを使用しながら法律も遵守する必要があるなどと、非常に高度な技術や豊富な経験が求められます。
このDBSドローンビジネススクールでは、『ドローン操縦時間3,000時間超の現役パイロット達による手厚い指導』『充実したアフターサポート』『最新ドローンを使用した実践的な実技講習』を軸とした短期間で修得できるカリキュラムになっているようです。
そんな『外壁調査基礎コース』の詳しいカリキュラム内容については以下で説明させていただきます。
カリキュラム内容
ここでは、『外壁調査基礎コース』のカリキュラム内容についてご紹介していきたいと思います。
この外壁調査基礎コースでは、「ドローン外壁調査の基礎や一連の流れが学べる」「実際に産業機を屋外で飛ばせる」「現場経験なインストラクターに直接質問できる」「補助者の役割・現場での動きが学べる」など、確実なスキルを身に付けられる内容になっています。
具体的な講習内容は以下の通りです。
学科講習
ドローン外壁調査は、DID(人口集中地区)での飛行や、物件に接近した飛行を行うため、一般のドローン飛行以上に法律や規制に関する十分な知識や技術が求められます。本コースでは、赤外線カメラに関する知識、適切な壁面の撮り方、効率の良い飛行ルートの選定など、実務レベルで求められる内容を学習できます。
建物の現状と外壁落下事故や事例の紹介 | 建物の現状と今後の課題(老朽化問題など) |
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タイルや構造物の主な不具合事象 | クラック(ひび割れ)とタイルの浮き、など |
調査方法 | 調査方法の比較、など |
ドローン機体機能の説明 | 注意点とルール、など |
調査データの解析 | 赤外線画像診断方法、など |
※公式HPより
実技講習
学校において座学やコートで飛行訓練をしても、実際に外壁調査を行ってみなければわからないことはたくさんあります。DBSではカリキュラムの一環として、屋外にて、実際の建物をインストラクターと一緒に外壁調査を学ぶことができます。
機体の組み立て・機体機能説明 |
飛行による壁面撮影(タイル、吹付、ALC) |
屋根点検・目視外飛行 |
※公式HPより
また、教習に使用される機体に関しては、「DJI製 Matrice 210」が使用されているそうです。
この機体は、実際にドローン外壁調査の現場で導入されているものなので、練習の段階から本番を想定したスキルアップが図れると言えるでしょう。
受講費用
ここでは、『外壁調査基礎コース』の受講費用やその他受講資格についてご紹介させていただきます。
受講費用
受講料 | 330,000円(税込) |
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受講期間 | 2日間 |
学科講習時間 | 6時間 |
実技講習時間 | 7時間 |
※公式HPより
受講資格としては、下記のような、民間の通常ドローン操縦資格を取得しているかがあります。
受講資格
- ドローン操縦士回転翼3級(DPA発行)をお持ちの方
- 他ドローン団体発行の資格(操縦技能者証明証など)をお持ちの方
冒頭でもお伝えした通り、
- 「ドローンスクールを卒業したもののビジネスに至っていない」
- 「仕事でドローンを活かしたい」
- 「ドローンを使用したビジネスをしたい」
このような方々にぜひおすすめしたいコースになっています。
最後に
いかがだったでしょうか。
今回は、『DBS(ドローンビジネススクール)東京校』の「外壁調査基礎コース」についてご紹介させていただきました。
今ニーズが非常に高まっているドローン操縦士のお仕事の中でも、『外壁調査』というジャンルにフォーカスしたコースでしたね。
このコースの魅力はまさに、国内No.1の調査実績を誇る現役パイロットが創設した、超実践型カリキュラムという点でしょう。
これからも、ドローンに関するお役立ち情報を発信していきますので、ぜひご覧いただければと思います。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。